更新日:2023年09月09日
昼の整理券を求めて朝から並ぶ、スリランカ料理のお店
このサブジのベースにあるのは日本酒。ほんのりアルコールの匂いを漂わせ馴染ませつつその奥に潜む大量のホールスパイス!オカラとヒジキだけでここまで出来てしまうという驚き。素材がシンプルだからこそオーナーの感性に左右されるのですね。 料理も食べ終わり最後は「ミルクと芋焼酎のジェラート」が出てきました。見た感じ普通のアイスですし匂いも芋焼酎を感じさせる癖はない。ですが口に入れた瞬間に広がるアルコール感と芋焼酎のほのかな甘さ、そして口内で溶け切ったらスッキリした苦味が残る。スパイスに鈍くなった口内を優しく癒してくれます。 総評です。参加手段、見た目、味、接客、どれもが非常に高水準。提供された和製ミールスは見た目も然る事ながらその味も食べた事のない物ばかり。それもその筈、オーナーは他の店で修行してきたわけではなく独学でここまで作り上げたとの事で、それ故に修行元の癖などはなく常識に縛られない独自の感性が高い創作性に至っています。 ここまでハードルの高い店だからオーナーさんはさぞかし気難しい意識の高い人かと思うかも知れませんが非常に物腰穏やかな紳士で会話好き。
様々な国で修行を積んだ外国人シェフが、和風料理から様々な料理を提供しております
モナルダイニング