更新日:2023年01月08日
豚骨の臭みはなく味わい深い、根津駅のすぐそばにある家系ラーメン店
中ラーメンとライスの食券を買う。 ライスが無料でないのが、岡村屋最大の欠点である。 ライスのない家系ラーメンなんて、高木ブーの居ない雷さまコントと同じである。 足元を見やがって!と思いながらカウンターに食券を置く。 麺カタメのコールだけして、水を飲みながらラーメンが出来るのを待つ。 ボクのノースフェイスのリュックの中に、枝豆と玉ねぎと苺カプリコが入っている事など、誰も知るまい。 ラーメンができるのを待ちながら、苺カプリコを食べたい衝動に駆られる。 だが、今は苺カプリコを食べるべきタイミングではない事は一番ボクがよく分かっている。 苺カプリコを食べるに一番良きタイミングは、早朝でも3時のオヤツでもない。 16時30分からの「ムーミン」を観終わり、17時からの「タイムボカンシリーズ」(この場合、ヤッターマンかオタスケマンがベスト)も観て、17時30分にフジテレビから日本テレビにチャンネルを変え「クリィーミィマミ」を観る。腹が減る。でも、そろそろ夕飯だよなぁ。と思いながら、卓上のせんべいを1枚だけ食べる。もう18時30分を過ぎている。
ラーメン中盛に小ライス。 小ライスにはキューリのQちゃん的な漬物を乗っけて食べるのがお決まりだ。 濃厚な豚骨スープに、キューリの漬物の酸味がよく合うのが不思議である。 先日、O島さんという方が「キューリは嫌いだが、キューリのQちゃんは食べられる」と言っていた。 理由は「キューリのQちゃんは、もはやキューリの味がしないから」だと言った。 ボクは案外オトナなのでその時はスルーしたが、キューリのQちゃんが食べられるのであれば、それは立派なキューリ好きだと内心思った。 もしかしたら、O島さんは本当はキューリが大好きな事を、わざと隠してるのではないか? ニンゲンの姿をしてニンゲン界に潜伏しているが、実はO島さんの正体はカッパなのではないか? そういえば、O島さんはやたらプールに行っていし、川の近くに住みたがる。 非常に、怪しい。 ちょっと、O島さんにカマをかけてみた。 「コジマさん、キューリ食べます?」 「コジマぢゃねーよっ!カッパだよっ!!」