更新日:2022年09月19日
美蕎の料理は素材の味を引き立てるために薄味での提供を心がけてます。
店内はそれほど広くないものの、地下ながら落ち着いた雰囲気が悪くないです。 国産の蕎麦を店内の石臼で製粉し、手打ちで用意しているそうです。 注文したのは、鴛鴦天せいろ(並・1800円)の大盛り(+350円)。 鴛鴦ってエンオウと読み、おしどりの意味なんですね。 せいろと粗挽の二種類の組み合わせになります。 まずはせいろから。 しっかりしたコシと歯ごたえで、太めな仕上がりは十割ならでは。 ワイルドな味わいが美味しく、お店おすすめの塩で食べると蕎麦の甘みそのものを感じるほど。 更科とは違う蕎麦をストレートに味わう感覚で、いやこれ美味しです つぎにきたのは、粗挽き。 その太さ・力強さに、ただただ驚くばかり。 がっつり噛み応えで、せいろよりもさらに甘みが豊かに。 なめらかながらも蕎麦を感じる舌触りが気持ちいいです。 もちろん塩でいただくと、その風味を存分に楽しむことに。 天ぷらは海老1本、かぼちゃ、ピーマン、さつまいもという構成。 上だと海老が2本になるのだそう。 しっとりした優しい衣が特徴的で、サクサク系とは違う上品な仕上がり。