更新日:2023年03月05日
太めの麺と香りが彩る手打ちの更科そばのお店
コシの強い手打ちを啜る 口腔にふわっと膨らむそばの香りに癒された 浅草橋の路地裏にひっそりとある隠れた名店 浅草橋ランチ 休日にひとり趣味の蕎麦の食べ歩き 訪れた“更里(さらり)”は、大森海岸の名店 “布恒更科”出身のご主人が開いたお店だそう カウンター席に通されてまずはそば前からと <雪の松島 超辛口・720円>を燗でもらう キリッとした宮城の酒には、お通しとして “牡蠣の佃煮”が添えられた 濃厚な牡蠣の旨みに辛口の酒がよく合う 蕎麦屋らしく<板わさ・970円>を通す 厚めに切られたかまぼこは、みずみずしく シャクシャクとした歯応えがあり、 すり身の風味がやさしい 昼営業のラストオーダーとのことで <もりそば・850円>を〆にお願いした この日の素材は、茨城県境町産の 常陸秋そばとのこと コシの強い手打ちそばは、啜りやすい長さで 啜った瞬間に口腔に素材の香りが膨らむ この瞬間が蕎麦好きには至福だ ご出身の布常更科を思わせる出汁が効いた 濃口の辛汁は、自分的に好みで 麺の端に辛汁を絡ませ啜って軽快に完食 浅草橋でそばと言うと立食いの名店も多いが 本格手打ちそばをそば前から楽