更新日:2023年05月07日
本郷三丁目エリア、スタミナばっちりの老舗うなぎ屋店
【 こんな美味いうなぎいつも食べてたらバチが当たりますよ、と私は言った 】 昼飯でも行きましょう、と連れて行ってもらったのが鮒兼。今年亡くなったうちの親父もよくここにきてうなぎを食べていた、と言う。天ぷら、うなぎ、寿司。トンカツに蕎麦は東京だ、と言う通り。そういえば、亡くなる前も親父はうなぎとマグロを食べていたっけな。 うなぎのホネをぽりぽりかじりながら焼き上がりを待つ。あ〜おなかすいたな〜って頃にお重がやってきて、パカリ、と開けると立派なうなぎ。見た目よし。一口食べるとああ、これこれ。これこそが東京の鰻だよ、という素晴らしい味わいに、顔がほころぶ。 こんな美味い鰻をいつも食べていたらバチが当たる、と言ったら、ここの鰻の味が小さい頃から大好きで、うなぎの味を教えようと自分も小学生の息子を連れてきたんだけど、ちっとも食べなかったんです、あいつにはうなぎは食わせない。と笑った。 歴史がある店は、いいですね。親子代々、あそこの鰻が、とかあの店の鰻の方が、なんて。文京区の鰻の話。 鮒兼の鰻の味は特徴的で、好みが分かれると言う。明確にシャープな辛口で、甘くなくてキレがいい。
本郷三丁目にある、美味しいウナギが食べたい人のためのウナギ屋さん
ウナギは大好物なので定期的に食べたいですが、都内で食べるとなるとそこそこの味を出してもらえないとと思うので、簡単にはいけません。そんななかでここはアンテナにも引っかかっていたので、一番安いうな丼ではありますが(1700円)、予想以上においしくいただけました。先輩に言わせると、サイズが小さくなったとのことですが、これはもうこのご時世仕方のないことなのかもしれません。ごはんの方が量はたっぷりでしたが、お吸い物もおいしかったし、老舗なので多少高いことには目をつぶれるかなと思いました。お昼どきにゆったりうなぎをということであれば、こちら都内ではオススメの1店になるかと思います。