
いつも行列ができている町中華の名店下北沢の『眠亭』さん。実際は並んでいるわけではなく、記帳して名前が呼ばれるシステムです。今日は我慢して記帳してみました。
孤独のグルメ主演の松重豊さんや、ブルーハーツの甲本ヒロトさんが、若い頃アルバイトしていたことでも知られるお店です。お客さんが多いのはその影響もあるのでしょうね?
入口左横の食品サンプルは、いい具合に日に焼けてお店の老舗感を感じさせます。よくケース内を見ると、昔のとんねるずの番組「みなさんのおかげでした」の「きたなシュラン」の人形が置いてありました。懐かしい!
カウンターに座った私の目の前ではラーメンの調理が丸見え。ラーメン人気が高く、ほとんどの方が注文されているようです。本当に忙しそう。
調理場の右側では、名物の赤いチャーハンを大量に調理。その合間合間に他の炒め物や餃子を次々と仕上げていかれます。さすが町中華の大人気店!
店内には「映画孤独のグルメ」の井之頭五郎さんのポスターも貼ってありました。その右横には「松重豊さんと甲本ヒロトさん」のサイン色紙が掲示されていました。
注文したのはサービスセットの『ラーチャン(半ラーメン・半チャーハン) 990円』です。ラーメンもチャーハンも食べたい。でも普通サイズは無理。少々おっさんなのでありがたいハーフ&ハーフのセットです。
まずは半チャーハンが運ばれてきました。これがかの有名な赤いチャーハン。まあ赤いと言うよりピンク色。半チャーハンですがなかなかのボリュームです。
チャーハンの味はシンプルな町中華のスタンダードな味わい。しっとりチャーハンがしっかり美味しい。付け合せの漬物はキムチ。チャーハンの味変に大変効果的です。
【なぜ赤いチャーハン?】
下北沢珉亭のチャーハンが赤いのは、チャーシューを赤く着色する食紅が、細かく切られたチャーシューからご飯に移るためです。この「ピンク色のチャーハン」は珉亭の名物で、先代の時代から続く伝統的な調理法に由来しており、以前は先代が「らしくない」と着色しないチャーシューに戻したこともありましたが、すぐに元の調理法に戻したそうです。
そして半ラーメン。半ラーメンの丼は、ちゃんと普通サイズの丼の半分ぐらいのサイズです。これなら食べ切れそうです。
ラーメンのスープは住んだ美しいスープです。味も素直な醤油スープです。スッキリとしてわたしの大好きな味です。実に美味しい。麺は小麦感の強い細めのストレート麺。あっという間に麺は完食していましました。麺はもう少し食べれそうでした。
美味しかったです。量もちょうどいい感じでした。