更新日:2024年01月05日
デートにもオススメ!何を食べても美味しい小籠包で有名な中華料理店
今や「北参道駅」もできて、沢山のアパレル関係のオフィスがありお洒落な雰囲気を醸し出しているが、それは1980年代後半以降のお話。 80年代半ば頃までは、鳩森神社とフジタ工業ビルくらいしか大したランドマークはなかった。 そんな中でも、新亜飯店だけはひときわ目立つ存在の中華料理店であったのは間違いない。 実は新亜飯店の内装は、オンワード代官山ビルやさいたま副都心駅を設計した若きエドワード鈴木が手がけているのである。 薄暗い照明や打ちっ放しのコンクリートに、竹や藤などの天然素材を合わせたオリエンタルムードのある内装は、当時としてはかなり画期的であった。 エドワード鈴木は、70年代半頃はイサム・ノグチのスタジオに在籍し、その後、丹下健三事務所に移ってから独立した経緯があり、和洋折衷のスタイルはお手のものである。 さらに、新亜飯店は日本に初めて小籠包を紹介した店としても名高い。 鼎泰豊などの薄皮の台湾風よりはやや皮が厚めで、しっかりと具が入ったタイプだ。 裏メニューの「ふかひれ入り手羽先揚げ」を出してもらい、〆には「豚肉細切り汁そば(肉絲湯麺)」をいただいた。
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