金蔦 六本木

六本木 金蔦（きんつた）で九州博多の次世代型鍋「博多炊き肉鍋」の繊細なコースに感動！ こんばんは 九州博多の鍋と言えば、もつ鍋、水炊きですが、博多第三の鍋と話題になっている「博多炊き肉鍋」のお店が六本木にあるから行こうという素敵なお誘いをいただき、二つ返事でお受けして、行ってきました。 金蔦（きんつた）六本木店  六本木駅から徒歩3分。ミットダウンのすぐ向かいのビルです。  落ち着いた静かな空間で、奥には個室もあります。 窓から見える緑が、大人の癒しの空間だと感じさせてくれます。素敵なお店は、自然と背筋もシャンと伸びるのが不思議です。  ネブリナ チリシャルドネ、リースリング、シュナンブランのスパークリングです。ネブリナは、スペイン語で「霧」を意味します。 そのネブリナブランドがチリで生産したものです。イチジクやアプリコットのようなフルーティーさの後、きりりとした酸味が感じられます。辛口でも柔らかな印象。  数ある肉炊き鍋のコースから夏の限定コース国産夏鴨×鹿児島黒豚「黒宝豚」 5300円をセレクトすることに。  先付 蟹真丈湯葉蒸し 蟹真丈が、やさしいお出汁をまとった湯葉に包まれていて、胃に染みわたります。  八寸 ひとつひとつに、繊細なこだわりを感じさせる八寸は、わくわくさせてくれます。 左から 黄トマト葛練り、冬瓜と海老真丈、輪ズッキーニ黄トマトのほのかな酸味に、葛練りの甘さが調和しています。 知恵の輪のような2色のズッキーニには、遊び心が感じられます。 南瓜乾酪、叩きモロヘイヤ・焼イカ、鱚南蛮、玄米塩麹漬け南瓜乾酪＝南瓜のチーズのこと。 塩気のあるレアチーズケーキのような滑らかさです。叩きモロヘイヤは、夏を感じさせてくれます。すだちが香る鱚の南蛮漬けも爽やか。  若波 純米酒金蔦さんの本店が博多ということもあり、福岡の日本酒が楽しめるのも良いところ。穏やかな甘みに、爽やかさがあり、ふくよかな旨味を感じられます。個人的に例えるなら、爽やかな若手のイケメン俳優のような都会的なイメージ。  向付 牛テール江戸味噌焼き  昔から高級品とされたお米を多めにして仕込む江戸味噌を使うことで、牛テールがとろとろで濃厚になり、お米と麹の甘みを感じさせてくれます。 山の壽 純米吟醸 山田錦 クラッシュした氷で酒器を冷やして、提供してくれる心遣いにキュンときます。 若手の後継者で、福岡注目の酒蔵「山の壽酒造」さんの純米吟醸。口に入れた瞬間は、さらりとやや辛口ですが、一気にフルーティーな風味が押し寄せてきます。余韻が強く残ります。 無駄な動作のないスタッフの方の様子を見ながら、美味しい日本酒をいただいているところにお鍋のつゆが運ばれてきます。 左上が、鴨用の甘めのつゆ、右上のとろろもついてます 豚肉用は、左下の塩ベースのテールスープ、右下がトマトベースのスープのつゆです。   柚子胡椒もいいですが、こちらのオリジナルのプラムペッパーが赤と黒と2種をお好みでつけられます。 そして、いよいよ待望の博多肉炊き鍋！ 国産夏鴨×鹿児島黒豚「黒宝豚」の肉炊き ドーナツ型のお鍋の上に、キャベツとネギがたっぷり盛られ、薄切りにしたお肉で、綺麗に包まれてます。上に更に白髪ネギでお化粧してる感じが、芸術的。    お鍋の真ん中の香味野菜も入ったテールスープに、お肉とお野菜を入れていきます。   柔らかな鴨肉とシャキシャキの野菜は、甘めのつゆで、鴨の濃い旨味のインパクトを引き立ててます。 とろろをつけると、とても優しい味わいになります。とろろとキャベツで、胃腸にもとっても優しいです そして、途中から黒宝豚もお鍋へ。 黒宝豚は、ミネラルたっぷりの焼酎粕を食べて育った九州ならではの豚肉です。 とても濃い豚肉の甘味と旨味を感じられます。    トマトベースのつゆでいただくと、トマトよ酸味で、とってもさっぱり。 赤のプラムペッパーをつけると、唐辛子の辛さとプラムのフルーティーさがアクセントになります。 シンプルなテールスープのつゆは、上品ながらも、ほっとさせてくれます。   綺麗にお肉と野菜がなくなると、つるつるの杵うち麺を入れてくれます。 ミルで、ブラックペッパーをたっぷり入れてくれるのが、金蔦流です。 のどごしのよい、杵うち麺は、お腹いっぱいと思っていても、つるつると胃に収まります。笑 杏の冷やしぜんざい  デザートは、シャーベットあたりかなーと予想していると、想像以上に、繊細でかわいらしいです。 http://ameblo.jp/nekonekotarou77/entry-12194939564.html