西小山にあるフレンチのお店。その日入荷した食材の説明を聞いた上で、店員の方々と相談しながらメニューを決める仕組みが新しい
口コミ(18)
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好きなものを好きなだけ食べられる贅沢! ずっと行ってみたかったお店に初訪問。ドリンクで乾杯したら、キッチン前のカウンターへ。前菜のお料理やまだ調理されていない食材がずらりと並んでいて、シェフの説明を聞きながら食べたいものを選んでいくシステムです。値段もひとついくら、グラムいくら、と明瞭。 蟹の身がぎっしり入ったコンソメのジュレに蕪のピュレを重ねた前菜がすごく美味しかった。ヨーロッパでこの時期旬のホワイトアスパラはシンプルに茹で、オランデーズソースをたっぷりかけていただきます。2人で1本シェアしたのですが、1本ずつ頼めば良かった~と激しく後悔。 分厚い帆立をサラダ仕立てにしたお料理もメイン級にうまし。夫は豚足のテリーヌ?をフリット仕立てにしてもらっていました。 そしてメインは、限られた飲食店でしか扱っていないらしい滋賀の精肉店、サカエヤの熟成肉をステーキで!シンプルに塩と胡椒だけでいただくのですが、お肉の味が濃いのなんのって。2人で200gをぺろり。 もう少しお腹に余裕があったので、真鯛のポワレを追加で注文。いろいろと柔軟に対応してくれるのが素敵です。こちらは濃厚な白ワインのソース、ホタルイカと一緒に。真鯛の身が厚くてふわふわ、お肉もおいしかったけどお魚も負けないくらい印象に残りました。 お料理はどれもとにかく絶品!それなのに堅苦しくない雰囲気でとても楽しめました。 ひとりで来られている方もいて、ふらりと来て好きなものを軽くつまんで帰る、的な楽しみ方もできるのかなと。そんな素敵な大人になりたいと思った夜でした。ごちそうさまです。
キッチン前のカウンターで本日の食材を眺めながらシェフと相談しながらコースを組み立てていくスタイル。 どれもこれも魅力的な食材で、見ているとワクワクするし、どれにしようか相談したり、デートにぴったりの素敵なお店♡♡ タラの芽、こごみ、行者ニンニクの入った山菜のテリーヌ、このような食べ方が初めてで感激な上に、玉ねぎの甘みあるソースが全体を優しく包み、とても綺麗に味がまとまっていて今日一番印象的だった♡
Caillou(カイユ)は、実力派のシェフが腕を振るう気軽なフランス料理店だ。 シェフはAsahina Gastronomeのスーシェフを務めた人で、独立するに当たって、高級店でなく気軽な店を開いた。立地は目黒区の武蔵小山という庶民的な場所。一般的には不便な立地だが、目黒区民の僕にとっては訪れやすい。 今どき珍しい完全アラカルト制だ。先ずはオープン キッチンに並べられた食材を見ながら注文を決めるのが楽しい。 注文に関わらずアミューズ ブーシュが供される。グジュールのしっとりとした感触などが、技量の高さを窺わせる。 定番だというパテアンクルートは、肉の凝縮感が有る。 ロワール産のアスパラガスは、シンプルに茹でて、オランデーズ ソースを掛ける。程よい歯応えを残しつつ柔らかい茹で方は的確。ソースが美味しく、パンで全て掬った。 サカエヤという精肉店から仕入れている牛肉は、外側が焼けているが内側は適度にレアという的確な炊き方。いたずらに柔らかさを求めるのでなく、適度な歯応え。 ソルベは滑らかな食感。 どの皿も、何気無い感じだが、確かな技量を感じる。
西小山の有名ビストロ。 入店時にその日の食材から食べたいものを選んで調理してもらうスタイル。 サカエヤの熟成肉、フォアグラのクリームブリュレが美味すぎて大正解!