
【十三やで悪癖再発】
神田小川町の「十三や」。
焼鳥が美味しい、炭火串焼きの店。
ネット上に「2009年12月で開店十三周年」の記載。
逆算すると、1996年12月の創業でしょうか。
水曜日にだけ、名物料理をランチ価格で出しています。
ひとつは、炭火で焼かれた赤身が人気の「牛ヒレ丼」。
もうひとつは、一週間煮込んだ絶品「ハヤシライス」。
どちらも、サラダとお椀が付いて、1,000円です。
「牛ヒレ丼」を、ご飯大盛でお願いしました。
ここで、例によって悪癖発動。
店名由来についてあれこれ考えます。
まず、思い出されるのは、「十三湖」。
シジミの産地として有名な、青森県津軽半島の汽水湖です。
「青森四大ご当地ラーメンを求めて」(←タグあり)徘徊した経緯があるためです。
卓上の夜のメニューを、手に取ります。
シジミのメニューはありません。
青森の食材や、お酒も見当たりません。
どうやら、違うようです。
では、「十三夜」でしょうか。
「十五夜」の次の満月の二日前が「十三夜」です。
西行の「山家集」に、十三夜を詠った和歌があります。
雲きえし 秋のなかばの 空よりも
月は今宵ぞ 名におへりける
満月よりも少し欠けた十三夜の月。
日本人は、そこに、そこはかとない美と趣きを見出してきたのです。
そんなことを考えていたら、まぁるい、まぁるい、まんまるい器が登場。
此方のご飯は、コシヒカリ。
その上に、刻み海苔。
肉の上にはシメジと大葉と白ごま。
牛ヒレと大葉をたっぷり。
その上に、バターで炒めたシメジ。
白ごまを散らし、タレがかかっています。
柔らかな炭火焼の赤身。
そして、甘みが鮮やかなタレ。
間違いなく、焼き鳥やさんの旨味です。
で、支払い時に、店名由来をおたずねしました。
結果、例によって、私の予想は、全くの的外れ。
串(9+4)焼き屋だから、「十三や」だそうです。
だから、店名看板は、「十三や」の縦線を串のような細い線にしてあるとのこと。
ああ、下手な考えは、ろくな(6+7)ところに辿りつき(月)ませんね。