スペイン&地中海料理 ショーレストランGARLOCHI

先日、新宿の伊勢丹会館にある、都内でフラメンコショーを楽しみながら、食事ができる場所として、これまでも多くのファンを魅了してきた有名店「エルフラメンコ」から、今年10月に49年の歴史を引き継ぎ、来年の誕生丸半世紀50周年を『ガルチロ』として迎えるべく、そして、一層素晴らしいタブラオとして、これからも歩みを続けるべく、パワーアップリスタートした『タブラオ フラメンコ ガルチロ』を体験させて頂きました。 これまでも素敵なフラメンコショーが行われて来ましたが、『ガルチロ』となり召喚しているバイラオール（踊り手）は、これまで以上にレベルアップ。 フラメンコに造詣のある方は勿論、ダンスに詳しくない方やフラメンコを見た事がないという方でも、無条件で感動できること請け合いのステージ。 現在、ステージで素晴らしいフラメンコを披露してくれているのは、世界各国で活躍中の若手実力派バイラオール「ヘスス・カルモナ」をメインとするスペシャルチーム。 （2016年10月17日〜2017年1月17日までの期間） 定期的に有名バイラオールが変わるので、何度行っても刺激的なショーを味わえそうです。 また、正統派フラメンコを楽し見ながら、堪能できる料理は、コースとアラカルトがあり、なんと世界で最も予約の取れない三つ星レストランとして有名な今はなき「エル・ブジ」で修業した数少ない日本人シェフ山田チカラシェフがプロデュース。 更にスペシャルコースも登場するのだとか。 この時は、「ロペ・デ・ベガコース」という5400円のものを頂きました。 スターターはカブのスープ。 前菜7種は「鱈のブランダード、生チョリソ、ポークリエット、和風出汁の野菜マリネ、タコのマリネ、ピスト、トルティージャ」がオシャレにどんぐり型のウッドプレートに盛り付けられてきました。 本日のパエリアは、「魚介のパエリア」が登場。 魚介のエキスが染み込んだお米の炊き上がりも完璧で、本当に美味しいパエリア。 メインの本日の肉料理は「イベリコ豚のロースト　フォン・ド・ヴォー、シェリーヴィネガーソース」。 コースの最後に付くコーヒーまで拘りがつまったもので、日本人コーヒーハンターとして有名な川島氏のコーヒー専門店ミカフェートから豆と抽出技術を学んでだしているそう。 ちなみに写真のデザート「マチェドニア」は、アラカルトから別オーダーなのでご注意を！ ステージは、一部・二部とあり、二部では“即興によるステージ”が楽しめるので、私達の様に早い時間から入店して両方のステージを観ても毎回、全く違うフラメンコを観賞できるんです。 とにかく、こんなにもハイレベルなフラメンコを都内で美味しい食事も楽しみながら、楽しむことができるなんて、本当に素晴らしい。 ダンスを愛する人の心を掴むステージですよ。 ショーチャージ（ショー２回）を合わせても9,200円（税込み）のコースは、大満足でした。 また、コースメニューは、3240円のカジュアルなコースもあるし、アラカルトでもオーダー出来るので、予算やシーンに合わせて、是非、皆さんにも足を運んでほしいタブラオですね。