
西新宿駅からほど近い場所にある「ソウルメイト」。たまたま通りがかりに目に入った看板に惹かれ、ふらりと立ち寄ってみた。大通りから少し入った、肩肘張らない大衆的な居酒屋だ。 まずは「生ビール(290円)」を注文。昨今の相場を考えれば、この価格設定だけでも店側の心意気が伝わってくる。 ビールによく合う「昭和のハムカツ(380円)」は、その名の通り郷愁を誘う素朴なルックス。サクッと小気味よく揚がった衣と厚みのあるハムのバランスが絶妙で、ビールのペースを否応なしに引き上げていく。 中盤で頼んだ「そばめし(880円)」も鉄板で香ばしく焼き上げられたソースの焦げた香りがとても良い。細かく刻まれた麺とご飯の一体感、そして濃厚な味わいは、酒の肴としても食事としても完成度が高くとても美味しかった。 店内はカウンターとテーブル席がいくつか並ぶだけの、こぢんまりとした空間だ。平日の夜に訪問したにもかかわらず満席状態だったのもうなずける。 しかも食後に味噌汁が付いてくる嬉しいサービスもあった。 お得な「センベロセット」もあったがベースの単価が十分に安いので無理にセットに縛られず、その日の気分でアラカルト注文をしても十二分にコストパフォーマンスの高さを実感できるはずだ。 安くて旨い。ふらりと立ち寄ってこの満足感が得られるなら、間違いなくアタリの店である。