更新日:2019年05月01日
柚子の香り漂う蕎麦とコシのあるうどんが絶品、観光の際に立ち寄りたい店
埼玉県西部の越生町(おごせまち) 県道飯能寄居線沿いのつつじで有名な「五大尊(ごだいそん)つつじ公園」から、黒山三滝方面に県道越生長沢線を1.7km進み越生梅林入り口付近にあるそば屋(1990年開業) 三色そば(盛合せ)(1,200円)、おまけのうどん。 「白雪」はソバの実の芯だけを使用。「柚子(ゆず)きり」は「白雪」に越生町特産の柚子を練り込み黄色を演出しつつ香りを立たせている。「せいろ」は「田舎そば(黒いそば)」と白雪(白いそば)の中間の色のそば。 五大尊つつじ公園は関東屈指のつつじの名所で3haの園内には約10000株のつつじが植えられており、樹齢300年以上の古木も多数観賞できる。 例年、4月下旬から5月上旬(今年は5/7)まで「つつじ祭り」が開催され多くの人が訪れる。 埼玉県指定文化財「木造五大明王像(五大尊)…平安時代末期の作で5体揃っているのは県内唯一として指定」の一つ、不動明王像は酉年(とりどし)の2017年5月3日に12年ぶりに特別公開(御開帳)された。
こんなに楽しく仕事をされてる店主さんが、じつに羨ましい。 前回投稿とダブりますが、お店の紹介。昨年11月に蕎麦好きの棟梁が、日曜、月曜日に限って自分で打った蕎麦を食べてもらおうと山奥に開いた蕎麦屋さん。古い建物は、もちろん自らリノベーションしての開業。 私たちがいただいたのは、「もりそば」600円と「野菜天ぷら」250円。 蕎麦は、北海道浦臼町、新十津川町産の「牡丹そば」を使用した二八蕎麦。喉越しのよい蕎麦です。前回訪問時は、「もりそば」が売り切れ、今回は「田舎もりそば」が先客のオーダーで、ギリギリ売り切れ。 これで、両方味わいましたが、私としては「もりそば」の方がが好みかな。そばつゆは、他の店と違った独特なつゆです。今回も美味しい蕎麦でした。 そして、こちらの天ぷら。野菜だけですが9点もあります。思い出してみると…舞茸、茄子、シソの実、人参、カボチャ、サツマイモ、ゴボウ&タマネギ、ピーマン、イチジクだったかな…ちょっと自信ないですけど 笑。 衣が薄くサクサクの天ぷら。9種類あってもペロッといただけます。今回食べた中では、イチジクの天ぷら。これが一番印象的。イチジクが天ぷらになるのか?と驚かされ、優しい甘みにうっとり。連れは、違った感想…。イチジクは、甘露煮の方が美味かったと…。 じつは、こんな経緯がありました。野菜天ぷらを2人前オーダーしたところ、店主さんが「一人前で十分じゃないか?」「うちのは9点あるから、1つで十分だろう」と。「いやぁ、連れがこれで大食いなものですから、分け合って食べられないんですよ」と応えて、ようやく2人前にしてもらったのです 笑。商売気ないと言うか…、もともと、これじゃ儲かりませんね。天ぷらをたっぷりいただけて連れも大満足。 天ぷら以外に、前回同様のそばの焼きもち、カボチャ、それに栗、小鮎、イチジクなどが出てきました。何が出てくるかもお楽しみです。ちなみに、前回は鹿肉などが出てきました。 これで850円!商売じゃ、この価格では出しませんよね。自分でも趣味でやってるとおっしゃってました 笑。私はさらに、イチジクのシャーベットまでサービスしていただきました。9月18日という特別な日でしたから 笑。イチジクのシャーベットも優しい甘みで美味しかったです。イチジクは3種類も、スタイルを変えていただいたことになります。 前回同様、月曜日の遅い時間の訪問でしたので、こんな光景も…。2時を回って、もうお客さんが来ないかな…となると、店主さんと2人のスタッフも賄い食をいただき、来週まで店を閉じます。前回は座敷で賄い食をいただいてましたが、今回は先客さんの座ってるテーブル席に、いいですか?とやってきて同席 笑。 話好きな店主さんなので、お客さんと話がしたいんでしょうね。そのお客さん夫婦は、小田原からわざわざやって来られたそうです。焼きもちがわからなかったらしく、コレコレで作ったんだよと説明した挙句、「家に持って帰る?」と保冷剤まで付けて持たせていました。気さくな店主さんで、見てるだけでも楽しい。 店の前方には彼岸花が満開。駐車場は、左側に店を見て通過直後を左折、上り坂を20mほど行くとあります。駐車場あたりは、シソやミョウガなどがたくさん自生してました。 前回訪問時、1ヶ所だけ慎重に通過しないといけない区間があったのですが、今回通ったらそれほどでもなく通過できました。コーナーセンサーが警告音を鳴らしますが、無視して壁側に寄って走行すれば問題なさそう。これなら気軽に訪問できそうです。 【おまけ】今回、天気が良かったので、ときがわ町から峠に出て稜線で展望を楽しみ、越生町のこちらを訪問しました。梅本林道を下りてきましたが、途中「野末張(のすばり)見晴らし台」に寄りました。こちらからの展望がとても素晴らしい。群馬方面の山はもちろん、都心の高層ビル群までよく見えました(写真には写りませんでしたけど)。 「麦わら帽子」さんがあるのは、麦原川、こちらの見晴らし台は一本奥を流れる龍ヶ谷川沿いの龍穏寺の先。 お店で販売している「まな板」なども安すぎます。 #元棟梁が営む山奥の蕎麦屋さん #日曜、月曜日のみ営業 #棟梁の打つ美味しい二八蕎麦 #器、お盆、テーブル、椅子、部屋も自作 #薄衣の野菜天ぷら9点250円 #季節もの、山のものがいただける #話し好きな気さくな棟梁 #車の運転は慎重に
だしの効いたお汁と玉ねぎ天うどんの絶妙コンビ
埼玉県越生町で、150年ほど前からやられているうどん屋さん。創業明治5年。 三滝入口の交差点近くにあり、駐車場もお店の隣りと裏にあります。 遅いランチで利用。やっててよかった!16時頃の訪問。先客は二組3名。 私は、何度も利用してますが、初めての温かいうどん。「きつねうどん」580円。ツレは「天ぷら付きもりうどん」750円。私がいつもオーダーするメニュー。 きつねうどんは、きつねも、かけ汁も、もう少し甘みのあるものが好みですけど、キレのある醤油が香る美味しいうどんでした。ツレから天ぷらが私のところに回ってくることを読んでました 笑。やはり、温かい天ぷらうどんとしても味わうことができました。 天もりうどんは、野菜天だけですが揚げたての天ぷらがたっぷりで食べ応えあります。うどんのコシを楽しむには、冷たいうどんがおすすめ。つけ汁も冷たいタイプです。 私たちがお店を出た直後に、暖簾がしまわれました。 【おまけ】 この日は、二日酔いで頭が痛いと言いながら、お腹は空いてるから付き合うという格さんと鳩山町のおしゃもじ山に寄って、ツツジ祭りに参加。 格さんの妹がこちらで露店の手伝いをしてるのでお誘いを受けていたのです。1人じゃ行きづらいと渋ってたところ、二日酔いで寝てた格さんが「お腹は空いてるから付き合うよ」と連絡が来たので、一緒にお出かけ。 そこで、から揚げ、たこ焼きなどをごちそうしてもらった後に、ツツジを観ながらおしゃもじ山山頂へ。展望台が揺れてスリルあります。 ツツジが見頃なら、10000株のツツジで知られる五大尊花木公園を見学しに行こうと越生町へ。ツツジのお花見のハシゴ。 黒田屋さんのすぐ裏手の小高い丘が花木公園。連休半ばが一番の見頃だと思いますが、私たちが行ったこの日もグッドタイミングでした。 4時を過ぎてたせいか駐車料金も入園料も無料で楽しめました。 帰りは、山吹の里近くを流れる越辺川(おっぺがわ)の流れの様子を確認して帰路につきました。 後半は、おまけ写真のみで恐縮です。 越生町の五大尊花木公園、山吹の里付近。 八高線の写真の後、4枚が鳩山町のツツジ祭り。 2019/4/28 訪問 #明治5年創業のうどん屋さん #昔ながらの手打ちうどん #越生(おごせ)町 #ツツジが見頃 #五大尊花木公園