地元の蕎麦屋放浪記NO.156 … 赤城山の南面、新里にある此方のお店に行ってみた。山の中にあるまさしく隠れ家的なお店、観音山中腹にある「そばっ喰ひ」と似たような感じがする。 近くには貯水池やグンマー帝国立"昆虫の森" があるが、子供の時と違って今となっては触りたくもない虫虫にはあまり興味がないので、無視してスルーさせて頂いた。 道路沿いに "田舎そば・うどん" の看板が出ていてわかりやすい。お店の前が駐車場になっているが、連休のせいか混雑していた。暖簾を潜り木々に囲まれた隠れ家的な外観のお店の引戸を開けた。 古い家屋を再生したような建物(茶室だったとか)、店内も唐傘がついたテーブル席、古さを生かした建具などがあり、古民家を全面に出して趣がある。小上がりの座敷席とテーブル席があるが、とても小じんまりとしたお店です。メニューはなく、壁に貼られたお品書きだけのようだった。 蕎麦は "もり" と "かけ" の普通と大盛りだけ、天ぷらは海老付きか野菜天のみのようだった。季節により多少メニューは変わるようだが、とてもシンプルです。もりそばの大盛りと海老付きの天ぷらをお願いした。 石臼挽きの蕎麦は、かなり細打ちの茶色みがかった蕎麦でコシが強い。風味はそれほどでもないように感じたが、喉越しはとても良くちょっと変わった好きなタイプの蕎麦です。看板には田舎そばと書かれていたので、太めもっちりタイプを想像したが、真逆の美味しい蕎麦でした。 もりつゆは、濃くないあっさりめのつゆで、蕎麦との相性はとても良いと感じた。天つゆも兼ねているので、大きめの器にたっぷり入って、追加のつゆも付いていた。 天ぷらは、唯一の種物なので、ころも少なめでカラッとサクッと揚がってなかなか美味しい。海老天二尾、コシアブラ、舞茸、筍、山うどのかき揚げ、ししとう、一般的なお店ではあまり出てこない山菜系の構成がとても良い。山うどは、一瞬ネギのかき揚げかと思ったが、緑の葉の部分と共にかき揚げにした山うどで、筍と共にとても美味しく頂いた。この2品は、塩で食べたら絶品という感想だ。 ちょうど食べ終わるタイミングで、こだわりの強そうな店主が蕎麦湯を運んで来た。熱々の蕎麦湯で、注ぐとあっさりめのもりつゆの鰹だしが程よく香った。 以前は大盛りはなく、量が少なめで2枚オーダーしないと物足りないという情報だったが、大盛りが可能になりコスパも良くなったようだ。細打ちながらも十割という噂もある。この蕎麦なら温かい蕎麦も美味しいのではないかと感じた。茶屋という店名だが、メニューがシンプルな純粋な蕎麦屋です。 ご馳走様でした! #隠れ家的古民家蕎麦屋 #こだわりの蕎麦 #天ぷらが美味い
口コミ(4)
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近くの高津戸峡の紅葉が 見ごろになったので 昼食は古代茶屋さんで蕎麦。 ちょっと豪華に天もりそば うまいっす。
久々に来ました。 今日は、もりそばを大盛りにして 天ぷらも付けました。 あっ 写真を撮り忘れました。
赤城温泉の帰りにだいたい立ち寄ります。 連れは、伊勢崎の 蕎麦こだわり さんと甲乙つけ難いと言っおります。蕎麦とつゆのバランスがいいと思います。