大盛りかき揚げ蕎麦☆ ¥690♪ 良い意味で、家庭の味ですね♪w コスパも良いと思いますw 蕎麦も、手打ちなので食感が楽しめます☆ もう少し蕎麦の香りと風味が濃いと、個人的には好みですねw 美味しいです♪
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日光街道33里目の七本桜の一里塚。交差点の名称にもある。なぜ七本桜なのか?調べると杉並木の中に七本の桜の樹が混じっていたことに由来する。な〜んだ、そうだったのかと納得。旧今市市内(今市宿)に入る前の杉並木沿いにある「まつもと食堂」さんに入店。いらっしゃい!出迎えてくれたのは、おばあちゃん。もり蕎麦の大盛りをお願いします。ハイ!大盛りね。厨房に入って準備。葱を刻む音が聞こえてきた。TVは、NHKのど自慢。お蕎麦を待つ間、店内にあった『日光手打ちそばめぐり(日光手打ちそばの会編)』に収載されたお店の紹介記事を読んだ。おばあちゃんは旦那さんの母親(先代)から、嫁いできて教わった作り方を守り続けているという。暫くしてお待ちどうさま。平太麺の田舎風のもり蕎麦は、丁寧に器に盛られていました。他に誰もお客さんがいないので、おばあちゃんとお話しをしながら戴きました。つなぎは使っていないのですか?ハイ。卵や山芋などのつなぎは一切使用していないのです。そうですか。昭和38年頃から営業しています。それまでは先代は山奥で農業を営んでいました。ちょっと気になっていたことがあって、お線香を作っている製造所は残っているの? えぇ...残ってますよ。水車で杉の葉を挽いてお線香にしています。へぇ〜。伝統産業は残っていることに感激。そして、杉並木の歴史。世界最長の並木道としてギネスブックにも登録されている。そのエピソードには、徳川三代に仕えた松平正綱という人物。1625年(寛永2年)から20年以上の歳月をかけて杉の苗木を植樹した。植樹のパイオニアでありCO2削減の環境問題にも通じていた。日光東照宮の造営の時、杉の苗木を寄進することを決断したところ、諸大名からはケチと噂されたそう。その非難に対して「末をご覧あれよ」と切り返したとある。木陰は直射日光を遮り旅人に快適さを与えてくれる。そしてフィトンチッド。森林浴によって日光に導かれた旅人は穏やかな気持ちで参拝できたであろう。お会計の時、「野菜入りすいとん そばがき」があった。聞いてみると、すいとんはすいとん。そばがきはそばがきとして供されるとのこと。『すいとん』は、懐かしの母の味。第二次世界大戦下(昭和16年から昭和20年)に食されていた代用食で、別名を「団子汁」という。レシピは簡単、うどん粉をボールに入れて水を入れながらお好みの硬さに練って、沸騰したお湯にスプーンで落としながら、ふわふわの塊になれば食べどき。具はインゲンとジャガイモのスライス。鰹+昆布の醤油仕立てのお汁。ちょっといり粉だしを使うと磯の風味がありこってりとした味。おばあちゃんは、昭和のお母さんでもありました。また来てください。ごちそうさまでした。
天ざる蕎麦を注文。十割では無いそうですが、おばちゃんが頑張って手打ちしているとの事。天ぷらはかき揚げのみ。厚さがあまりなく平べったいのでカリカリサクサクで美味しかったです。何故かミニサラダ付き。素朴で温かい感じのお店です。