NIKU HA TEPPAN Ikoh

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耕田川

（2023.02.14） 先月末にオープンした『NIKU HA TEPPAN Ikoh』がランチ営業を始められたとのことで、早速お邪魔させていただきます 西鉄平尾駅と高宮駅の真ん中辺り 高宮通りに面するマンションの一階ですが、さほど間口が広いお店ではないので注意してないと見逃してしまいそうです コンクリートが打ちっ放しとなった壁面とウッディーなテーブルや床、そのコントラストにセンスの良さを感じられますし、オシャレでありながらも緊張することはなく… テーブル6卓12席のほか、ゆったりと8席が並ぶカウンターと女性ひとりでも気軽にお邪魔することができそうな設えでありましたし、優しそうな人柄が滲み出るシェフは気さくな方でもありようで、カウンターに座るお客さまとの話が盛り上がっていました お昼に提供されるのは「ランチセット」一品でありますが、メインとなるステーキは用意されたロース、リブロース、ヒレから好みに合うものを選ぶことができるとのことで、和牛であるというロースをいただくことにいたします 前菜の3種盛りは“カリフラワーと鯖のマリネ” “キャベツとケイパーのトマト煮” “蕪の浅漬け”でありまして、材料にお金を掛けずとも手間を掛けることで立派なお料理になるとの見本のようなような逸品でありました レモン汁を使って旬の蕪を浅漬けにされていたり、サラダのトッピングに切り干し大根をカリカリにグリルされたものが乗せられるなど発想も豊かですね ステーキは100gと控えめではありますが、シンプルに赤身の旨みを感じられるようにと自家製の塩麹やわさび醤油、岩塩が添えられていまして… その全てでいただきましたが、一番好みに合うのはやっぱりわさび醤油であるようで、噛むことを必要としないほどの柔らかいお肉を堪能することができました 100円を足すことでいただけるガーリックライスはシンプルにガーリックと塩胡椒で調味されたものを想像していたのですが… 提供されたものはしっかりとニンニク醤油が効いたチャーハンのようでありまして、そのガツンとくる味わいに満足感が高まります アフタードリンクと一緒に提供されたのは、ステーキに敷かれていたパンを焼いたものでありまして… まさかこんな形に姿を変えてくるとは想像もしてませんでしたし、ほんのりと香るバターの風味と粉糖の甘み、そしてサクッといただける食感とこれはもう立派なデザートですね ホールスタッフの女性も感じが良い方で、もしご夫婦ならばお似合いのふたりだと微笑ましく思えましたし… もんじゃのコテを曲げて作ったという箸置きも可愛く、優しさに溢れたお店でありました https://synapse-gourmet.blog.jp/archives/35870783.html