おばあちゃんが作る釜めしは、日本一 ‼︎ そして此処に来たら、 あの餡子も絶対お忘れなきよう。 映画< あん >の、 ロケ地にもなった多磨全生園。 桜の名所としても知られていますが、 お食事処なごみは、その中にあります。 店内には、映画のポスターの他、 樹木希林さんや市原悦子さんが、 実際に使った湯呑みや衣装、 更に、原作者ドリアン助川さんの、 サイン色紙なども飾られています。 そして、 お店を切り盛りするのが3人娘?さん。 おばあちゃんが、やってる、 ゆる〜い、ゆる〜い、お店ですので (^^) 御店主さんかな? こんな感じで、いたってアバウト、 かつアットホームな雰囲気なんです。 で、おばあちゃんのオススメで、 <じんけんの森 釜めし>から、とり五目を。 そして、デザートに善哉をオーダーです。 • とり五目釜めし これは是非是非、召し上がって下さい。 我が人生のマイベスト ‼︎ 最も感激した釜めしになりました。 これは言葉に出来ません。 ただ、 何か温ったかいものが来て、 それがフワ〜っと広がる感じ、 とだけ、言わせて下さい。 釜めしは、完ぺきに手作りです。 しかも、おばあちゃんときたら、 自分の舌と勘だけを頼りに、 炊き上げるのですからね。 亀の甲より年の功、 だからこそ、この味が出せるのでしょう。 卓に調味料が置かれていない事にも、 感心しきりでした。 この釜めしの評判は、 かねてより耳にしていました。 しかし正直なところ、 こんな所に、こんなに美味しいものが ⁈ の、思いです。 舌で味わうのなら、専門店で決まり。 しかし専門店に無いものが、 この釜めしから感じられました。 私は絶対こっち持ち。 こんな味を求めていたのでしょうね。 なので嬉しいあまり、 自然に出てしまいました。 おばあちゃん、美味しかったよ ‼︎ • 旅する小豆たち これも必食でしょう。 実際に映画に登場した善哉です。 小豆は北海道からのお取り寄せなので、 このネーミング。 名付け親はドリアン助川氏です。 味は濃厚ですけれど、しつこくありません。 添えられた塩昆布が、良く合いますね。 何よりロケ地で食べれば、 その味もまた格別。 更にこの善哉は、 樹木希林さんが応援した一品、でもあります。 テイクや通販用の箱詰めあり。 そして映画の舞台となった東村山市は、 餡子による町おこしを、始めています。 • 多磨全生園とは? ハンセン病患者さんの国立療養施設で、 今も200人の方が生活しています。 しかし1996年に、 らい予防法が廃止されるまでは、 隔離、それも強制隔離施設でした。 しかも一度入ったら、 二度と出られない、死んでも出られない、、、 園の周囲には、 高いヒイラギの木か植えられていたのを、 今でも鮮明に覚えています。 これは脱走防止と外部との遮断が目的。 つまり、 刑務所の塀と同じ役割を担うわけで、 本当に異様な光景でした。 映画<あん>は、 ハンセン病患者さんを描いた名作です。 しかし、隣接のハンセン病資料館には、 驚くべき事実が多数開示。 本当に国がやった事なのか⁈ グサッと突き刺さります。 死んでも出られない、その意味もわかります。 そんな資料館を見た後だけに、 なごみさんでの食事には、 救われる思いでした。 文字通り、<和み>ですね。 また<人権の森>構想として、 全生園では植樹、植林が進められています。 入所者の想いを木に寄せて、 ここでの出来事を後世に伝えよう、 過ちを繰り返すことなかれ。 やがてはこの一帯、 人権の森公園になるそうです。 #心に残るお店 #映画あんのロケ地 #この釜めしを食べてみろ #映画に登場した善哉 #桜の名所
禁煙
クレカ・PayPay決済可
ランチ営業あり
子連れOK
おひとり様OK














