【今日のメニュー】 ホテルの朝食ビュッフェ ¥2000 名古屋の朝、戦場はホテルのビュッフェ会場だった。 眠気まなこでトングを握った瞬間…… 危険だ。 完全に食欲の導火線へ火が付いた。 ここはただのホテル朝食じゃない。 “名古屋めし無差別級バイキング”だ。 まずは味噌カツ。 甘辛い赤味噌が朝の身体を強制起動してくる。 エビフライは衣サクサク、中はプリプリ。 「朝から揚げ物?」なんて声は、この街では野暮だ。 ハンバーグにソーセージ、スクランブルエッグ。 洋食軍団も抜かりない。 鉄壁の布陣で白飯を迎え撃ってくる。 そこへ、ゆかりご飯。 紫蘇の香りが一瞬の休息を与えたかと思えば、納豆卵かけご飯で再びアクセル全開。 味噌汁が静かに胃袋を整える。 この緩急、完全にプロの采配だ。 そしてカレーライス。 ビュッフェのカレーって、なぜ抗えないのか。 少しだけのつもりが、気付けばしっかり一皿。 俺の理性はルーに沈んだ。 パンゾーンも強い。 クロワッサンのバター香る層。 そして小倉トースト。 「朝から餡子?」違う。 “朝だから餡子”なのだ。名古屋では。 最後はチョコレートケーキと抹茶ケーキ。 デザートまで抜かりなし。 さらにアップルジュースで流し込めば、胃袋の中で小さな祝祭が始まる。 朝食なのに、満腹感は完全にフェス級。 名古屋の朝は優しい。 そしてちょっと危険だ。 気付けば俺は、“もう昼飯いらんな……”と呟いていた。 ごちそうさまでした。
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禁煙
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