こんなに楽しく仕事をされてる店主さんが、じつに羨ましい。 前回投稿とダブりますが、お店の紹介。昨年11月に蕎麦好きの棟梁が、日曜、月曜日に限って自分で打った蕎麦を食べてもらおうと山奥に開いた蕎麦屋さん。古い建物は、もちろん自らリノベーションしての開業。 私たちがいただいたのは、「もりそば」600円と「野菜天ぷら」250円。 蕎麦は、北海道浦臼町、新十津川町産の「牡丹そば」を使用した二八蕎麦。喉越しのよい蕎麦です。前回訪問時は、「もりそば」が売り切れ、今回は「田舎もりそば」が先客のオーダーで、ギリギリ売り切れ。 これで、両方味わいましたが、私としては「もりそば」の方がが好みかな。そばつゆは、他の店と違った独特なつゆです。今回も美味しい蕎麦でした。 そして、こちらの天ぷら。野菜だけですが9点もあります。思い出してみると…舞茸、茄子、シソの実、人参、カボチャ、サツマイモ、ゴボウ&タマネギ、ピーマン、イチジクだったかな…ちょっと自信ないですけど 笑。 衣が薄くサクサクの天ぷら。9種類あってもペロッといただけます。今回食べた中では、イチジクの天ぷら。これが一番印象的。イチジクが天ぷらになるのか?と驚かされ、優しい甘みにうっとり。連れは、違った感想…。イチジクは、甘露煮の方が美味かったと…。 じつは、こんな経緯がありました。野菜天ぷらを2人前オーダーしたところ、店主さんが「一人前で十分じゃないか?」「うちのは9点あるから、1つで十分だろう」と。「いやぁ、連れがこれで大食いなものですから、分け合って食べられないんですよ」と応えて、ようやく2人前にしてもらったのです 笑。商売気ないと言うか…、もともと、これじゃ儲かりませんね。天ぷらをたっぷりいただけて連れも大満足。 天ぷら以外に、前回同様のそばの焼きもち、カボチャ、それに栗、小鮎、イチジクなどが出てきました。何が出てくるかもお楽しみです。ちなみに、前回は鹿肉などが出てきました。 これで850円!商売じゃ、この価格では出しませんよね。自分でも趣味でやってるとおっしゃってました 笑。私はさらに、イチジクのシャーベットまでサービスしていただきました。9月18日という特別な日でしたから 笑。イチジクのシャーベットも優しい甘みで美味しかったです。イチジクは3種類も、スタイルを変えていただいたことになります。 前回同様、月曜日の遅い時間の訪問でしたので、こんな光景も…。2時を回って、もうお客さんが来ないかな…となると、店主さんと2人のスタッフも賄い食をいただき、来週まで店を閉じます。前回は座敷で賄い食をいただいてましたが、今回は先客さんの座ってるテーブル席に、いいですか?とやってきて同席 笑。 話好きな店主さんなので、お客さんと話がしたいんでしょうね。そのお客さん夫婦は、小田原からわざわざやって来られたそうです。焼きもちがわからなかったらしく、コレコレで作ったんだよと説明した挙句、「家に持って帰る?」と保冷剤まで付けて持たせていました。気さくな店主さんで、見てるだけでも楽しい。 店の前方には彼岸花が満開。駐車場は、左側に店を見て通過直後を左折、上り坂を20mほど行くとあります。駐車場あたりは、シソやミョウガなどがたくさん自生してました。 前回訪問時、1ヶ所だけ慎重に通過しないといけない区間があったのですが、今回通ったらそれほどでもなく通過できました。コーナーセンサーが警告音を鳴らしますが、無視して壁側に寄って走行すれば問題なさそう。これなら気軽に訪問できそうです。 【おまけ】今回、天気が良かったので、ときがわ町から峠に出て稜線で展望を楽しみ、越生町のこちらを訪問しました。梅本林道を下りてきましたが、途中「野末張(のすばり)見晴らし台」に寄りました。こちらからの展望がとても素晴らしい。群馬方面の山はもちろん、都心の高層ビル群までよく見えました(写真には写りませんでしたけど)。 「麦わら帽子」さんがあるのは、麦原川、こちらの見晴らし台は一本奥を流れる龍ヶ谷川沿いの龍穏寺の先。 お店で販売している「まな板」なども安すぎます。 #元棟梁が営む山奥の蕎麦屋さん #日曜、月曜日のみ営業 #棟梁の打つ美味しい二八蕎麦 #器、お盆、テーブル、椅子、部屋も自作 #薄衣の野菜天ぷら9点250円 #季節もの、山のものがいただける #話し好きな気さくな棟梁 #車の運転は慎重に
禁煙
ランチ営業あり
おひとり様OK























