『2017年 タベアルキスト和久井の印象に残ったこの10軒』 1軒目 創業45年を超える言わずと知れた宇都宮を代表する鮨屋。 店内は、鮨屋特有の敷居の高さがなく気軽に立ち寄れる雰囲気が漂う。 以前は街場寿司の様相だったが改装され、カウンターは白木、小上がりはテーブル席にと高級感漂う落ち着いた店舗に。 ご主人の石田典之氏は2代目。 当初は一般的な街場の寿司屋として握りや刺身を中心に扱っていたそうだか、少しずつ珍しい鮨ダネや洋の要素を取り入れた鮨を振る舞うようになったとか。 鮨は、旬と産地にこだわった天然魚を使用。 魚の種類で熟成と寝かせを使い分け、伝統的な江戸前の仕事をこなしながらも、鮨に馴染みのないものも積極的に取り入れている。 シャリは、やや硬めで温度低め、酢と塩は弱め。 〆ものは酢が強めな印象で、漬けものはやや塩分が高め。 ●真鯛 引き締まった身で、ひと噛みごとに旨味がにじみ出る。 あおさのような上品な磯の香りが鼻に抜ける。 ●ノドグロ昆布〆 銚子産1kgのノドグロ 皮は綺麗な赤色で、身は白身で脂がしっかりとのり上品な味わい。 昆布〆にすることで旨味が凝縮。 ●白魚桜の葉蒸し 桜の葉で蒸し、春の香りを俟とった白魚の仕事が施されている。 生白魚の苦味はなし、 ほんのりした桜の香りが口中に余韻を残す。 ●メヌケ漬け 輪島産3.7kgのメヌケのヅケ きめの細かい身質は艶やかなツヤが色っぽく、上品な脂がのり甘みを強く感じる。 ●〆鯖 ほどよく残った塩気が鯖の旨味を引き出し、脂で味がぼけていくのをやや強めに〆た酢が止まらせている。 まろやかな舌触りが印象的。 ●青柳 色が美しい艶やかな身は小気味よい歯触りで、ほどよい甘さと磯の香りを感じる。 ●春子鯛 あっさりした味わいでクセがなく瑞々しい。 黄身酢のオボロをアクセントに。 ●金目鯛炙り 熟成させた御宿産金目鯛の炙り 8日程寝かせた熟成感が素晴らしく、炙ったことで皮目の下に詰まった滋味がより引き立っている。 ●赤身漬け 酸味と鉄の味が入り混じり、かすかなざらつきを持つ赤身の表面に醤油がほどよく染み渡り、どっしりとコクがのる。 ●雲丹 岩手県産赤海胆 口に入れると、噛む前から海藻と土が入り混じったような独自の香りが鼻に抜ける。 ●トリ貝 グッと噛みしめられる肉厚の殻付きトリ貝。 トリ貝特有の噛み心地と、ふんわりと舌にのってくる甘味に脱帽。 ●小鰭 しっとりな食感ながらきっちり〆られていて、上品ながらに力強い味わい。 ●干瓢巻 甘めの醤油で煮付け干瓢はシコシコと弾力がる食感もシャリとうまくバランスが取れている。
個室あり
禁煙
クレカ決済可
居心地のよいお寿司屋。何度でも通いたい隠れ家的名店

















