仙台・国分町にある地酒バー。 この日は仙台出張の最初の日、私にとっての最上級要人との会合の予定がございました。既に十二分すぎるほどに飲み散らかしており、3軒シバき上げております!完全に意識朦朧状態、話す内容は同じことの繰り返し、話し声も徐々に大きくなってきており警○に職務質問されたり親父狩りにあったりしてもおかしくない状態でございます… 通常であればそろそろお開き・ホテルに直帰、となるところですがアスリートでいうところのゾーンに入ってしまっている意味不明な私、あろうことが要人に絡み倒してもう1軒如何でしょう?とお願いしてしまいました… このような行動パターンをとってしまう段階で既に廃人確定でございます。しかし飲酒容量無限大の魔人でありながらお心の広いこの日同伴の要人、このような無茶な申し出を何と快諾していただきました!あ、有難うございます…そこでお導き賜ったお店がここ、竹屋さんでございます! お店は仙台の一大繁華街・国分町にございます。既に方向感覚が完全に消失してしまっている私、どこを歩いているのかよくわかっておりません…要人に手を引かれながら完全千鳥足にてお店にアプローチ、しかしRettyユーザーの悲しい性、お店の入り口に到着すると定番の外観の激写をした後に入店と相成りました… お店の入り口には「当店は全国の厳選した地酒をメインにした地酒バーです。有名な銘柄から、小さな蔵の名酒まで幅広く取り扱っております。また、定番の肴の他にチーズなどの洋食を地酒の食べ合わせもお楽しみ頂けます。チャージはございませんのでお気軽にお寄りください。」との看板が…期待に胸と秘密の部分が膨らんでしまい昂った気持ちを抑えることが出来ません… 着席後メニューに目を通します。魅力的なお食事のメニューもあり、相当に食指が動いたのですが既に3軒シバいて満腹に近い状態、いきなり日本酒に入ることに致しました。メニュー・冷蔵庫を眺めると品揃えが相当に侮れませんぞ… 何にしようか相当に悩みつつ横山50・純米大吟醸を頂戴致します。このお酒、個人的には相当に思い入れ・共感があるお酒でございます!蔵元である重家酒造、元々は壱岐島の小さな地酒蔵でございましたが杜氏の高齢化のため平成2年で一旦日本酒の醸造が途絶えてしまいました… しかし現社長の横山雄三氏と太三氏のご兄弟が「いつかは復活させるんだ」と熱い思いを秘めて佐賀県の東一で有名な五町田酒造さんで修行を兼ねて泊まり込みで酒造りを行い、平成25年に特別純米酒・確像を醸造、ようやく悲願であった日本酒造りの復活をなされました… 設備等の関係で未だ壱岐島で醸造はできていないのですが、この横山50は山口県の東洋美人で有名な澄川酒造さんで泊まり込んで作り上げた渾身の逸品でございます…近い将来、壱岐島での自前の蔵内での醸造完全復活を目指しておられる情熱がこれでもか、とたっぷりと注ぎこまれているお品でございます… そっと口に含みますと…ライチの様な濃度の濃い果実香が口内・鼻腔内に広がるや否や米の旨みがしっかりと襲い掛かって参ります!しかし何時までも絡みついているのではなくスッとキレていく、綺麗でかつ奥行きのある味わいが特徴の素晴らしい銘酒、色んな思いが渾然一体となって密かに一人でグッときてしまいました… いやいや、こうなると歯止めがかかりません!更にメニューと睨めっこ、あれも飲みたい、これも飲みたいと思いつつ結局のところ以下の品々をシバき上げてしまいました… 横山50・純米大吟醸 文佳人・純米吟醸・リズール 豊香・純米別囲い・秋あがり・生一本・季節限定品 七田・純米・七割五分磨き・ひやおろし これだけ飲めば泥酔確定です!要人との楽しい会話に花が咲きつつ味がしっかり乗った日本酒の数々、心ゆくまでシバき倒してしまいました…いやいや、完全に尻に根が生えております!このままではマジでホテルに帰られなくなってしまう!最後に残された僅かな力を振り絞ってお会計後退店と相成りました… 実に素晴らしいお店でございます!大阪でも中々ここまで品揃えの侮れないお店は少のうございます…日本酒天国仙台、正に万歳でございます!一人でしっぽりと訪れるもよし、親しい友人と楽しく訪れるもよし、異性と㊙︎的に訪れるもよし、でございます!家の近くにあればこのお店も間違いなく入り浸りでございます…しかしながらこのような良店で要人同伴であるにもかかわらず相変わらずのこの所業、嗚呼、堕ちてゆく…
写真と本文をすべて表示グラスにもこだわりがある、日本酒の奥深さを味わえる隠れ家的日本酒バー

















