【海の幸を求めて2025夏旅行③蕎麦屋台十割蕎麦さくだ】 とてもユニークな店です。葦簾の日除が立て掛けられた小屋の中。屋台風の席でいただく蕎麦の店です。 昭和15年(1940)産まれ、85歳のご亭主とのやり取りが丁々発止で愉快!人気の要因かと。 今回の旅行をコーディネートしていただいた夫妻の紹介で訪問。修善寺からは桂川を渡り、竹林の路を散策した先に突如、バラックかと思われる様な小屋が出現。 朝、早く10時頃から店を開けています。 昼間の短時間に限られていて、その間客が絶えることは有りません。 カウンター周りの8席ながら、決められたメニューのみの提供のため回転は悪くない。日除下の椅子に座って待ちます。 十割そば懐石コース 700円(2025年現在〕 の一択。 全く、懐石な訳では無いのですが雰囲気? 塩そば、揚げたての芋の天麩羅を乗せた汁そば。残ったつゆに、蕎麦湯を柄杓で入れて飲み干す流れ。 ご亭主が仰るには、以前は色々な蕎麦を出していた。 歳を取ると注文を覚えきれなくなってしまい、蕎麦の美味しさを知ってもらうために、今のコース一本に絞ったそうです。 この狭い空間の中で一人で(奥さんが手伝う日もあるそうですが〕奮闘するのに、非常に理に適ったロスの少ないコースだと感心しました。 ・塩そば。 塩と擦りおろしの山葵で食べる事で、通常とは違う驚きと美味しさを与えてくれます。且つ、つけ汁が無いことで、汁を捨てなくて良い。 ・天麩羅そば。 揚げたての芋の天麩羅がホクホクで美味い。 大きな天麩羅でインパクト有り、甘味有り! モンブラン搾り機の様な蕎麦搾り機から直接湯桶に蕎麦を流し込み茹で上げて、締められた十割蕎麦。 手打ち手切りに拘らずとも、これだけオープンにやられると一つのショーとして楽しめます。 天麩羅そばの汁は、最小限に抑えられています。 ・蕎麦湯 天麩羅と蕎麦を食べ終わった後に蕎麦湯を流し入れる。 これが美味い。 当然、飲み干してご馳走様。 食べ残し、つゆの残りがほとんど出ないコースに仕立てられていると、感心させられました。 始終、お客さん達と話が尽きないご亭主。 同じ話の内容を繰り返し喋っているのでしょうが、客は一期一会。ご亭主の朗らかな人柄にほだされます。 修善寺を訪れたら、是非にも立ち寄りたいスポットです。 ご馳走様でした。 #修善寺グルメ #蕎麦だな #蕎麦搾り機 #山葵 #蕎麦があれば生きていける?
カウンター席あり
禁煙
ランチ営業あり
おひとり様OK
観光の思い出にぴったりな体験型そばコース屋台
修善寺「竹林の小径」から徒歩数分、駐車場の一角にひっそりと佇む屋台風のそば店。メニューはお任せコースで、塩わさびそば、つけそば、ぶっかけそばや天ぷらそばなど、こだわりの異なる3種が次々に登場。中でも塩わさびそばは麺に塩とわさびを直接混ぜて食べるという、初めての体験に感動する人続出。仕上げには蕎麦湯も味わえ、オーダーごとに茹でたてを提供。手軽な価格で非日常の味と雰囲気を楽しめます。ユーモアあふれる店主との会話も心なごむひとときです。


























