【この店の「京醤肉絲」は美味!】 ※コメント返しは原則お休みしてますので、記入ご遠慮ください(参考通知とオフ会の御礼は記入OKです) 本日は池袋北口のガチ中華 『麻辣誘惑 大宝』 看板に 「四川 東北融合菜」とある通り、 四川料理&中国東北料理が食べられる店。 点心や火鍋や羊串から 麻辣湯、鴨首肉、カエル鍋まで 何でもござれ。 中国東北部といえば、 氷点下数十℃の冬場をしのぐため その料理は「口味太重」と表現され、 油が多くて味が濃いのが特徴だ。 看板の麻辣味に留まらない、 中国東北部の味をご紹介。 ■京醤肉絲 …1380yen …さすが中国東北料理の店、 私の好物「京醤肉絲(ジンジャンロウスー)」 がありました。 字が青椒肉絲(チンジャオロースー) と同じな通り“肉絲”は細切り肉。 “京醤”の“京”は北京の事で つまりは北京風ソース。 北京を観光された経験のある方は 「胡同(フートン)」をご存じだろう。 中国北方の伝統建築 「四合院」が連なるこの町で、 「京醤肉絲」は1930年代に陳という老人が発明したと伝わる。 豆腐職人の陳老人は 孫と二人暮らしで生活が苦しい。 なんとか孫のために 北京ダックをご馳走しようと思い、 それを模倣して豚のひき肉を使い 手近にあった湯葉を添えて 誕生したのが「京醤肉絲」。 この料理を見た 孫は大喜びしたのだとか。 京醤肉絲は「庶民の北京ダック」の異名もあり、 「老北京」(昔ながら北京)の料理として、 中国北部で広く定番となっている。 ドロリとした甜麵醬ベースの 甘くてコッテリ濃い餡に 脂身たっぷりジューシーな豚肩ロース。 葱の辛さが良いアクセントに♪ 北京ダックよろしく もっちりした小麦粉のクレープ 「春餅(チュンビン)」に包んで食べる。 …ちなみに豆知識だが、日本で“餅”というと 一般的にもち米を加工したいわゆる 「お餅」を意味しますが、 大陸の元々の“餅”の漢字の意味は 「穀物の粉をこねて焼いた食品の総称」であり、 たとえば餅米が入っていないにも関わらず、 「月餅」や「焼餅(シャオビン)」に 餅という漢字が使われているのは これが理由となります。 この店の「京醤肉絲」かなり美味です! ■麻辣牛肉刀削麵 …1280yen せっかくなので店名通り、 麻辣な味付けにもチャレンジです。 赤赤としたスープで、 唐辛子のカプサイシンの ストレートな辛さに加えて、 実山椒がたっぷり入っており、 舌先が痺れる辛さまさに本場の「麻辣」な味付け。 スープはオイリーなので 日式のラーメン感覚で完汁するのは中々キツいです(笑) アクセントのパクチーがいい仕事をしている。 アトランダム形状の刀削麺は、 噛むとむっちりした弾力感ある食感が秀逸。 ブロック状の牛肉も辛口で美味でした。 ■ハルビンビール …680yen これは珍しい! 中国東北部でメジャーな 「ハルビンビール(哈尔滨啤酒)」が置いてあります! ハルビンビールは 中国でも4番目に大きいビールメーカー。 当時ロシア帝国領だったポーランド出身の ポーランド人ヴロブレフスキによって1900年に創業。 当時、中国東北部はロシアが勢力を伸ばしており、 満州鉄道の開発に従事するロシア人向けにビールを供給するのが 創業当初の目的だったらしい。 泡立ちは弱くホップの苦味も控えめな さっぱりした味わいで濃厚な中国東北料理や麻辣味にマッチ。 度数も4.8%で日本のビールと同じ感じで よい意味で無難に纏まっているビールでした。 ~あとがき~ 以上、『麻辣誘惑 大宝』でした! 「京醤肉絲」を通じて、 麻辣という名を冠した店だが 辛い料理だけじゃない、 中国東北料理の魅力の一部をお伝えできたと思う。 酒にも合うのでぜひお試しを
駅から近い
個室あり
クレカ・PayPay決済可
ランチ営業あり
おひとり様OK
深夜でも入れる
ボリューム満点!本場の中国東北料理と四川料理が楽しめる本格ガチ中華
池袋北口で本格的な中国東北料理と四川料理を味わえるお店。看板メニューの「京醤肉絲」は、甘辛い濃厚なタレとジューシーな豚肉が春餅で包んで味わえる“庶民の北京ダック”と呼ばれる一品。そのほか、麻辣牛肉刀削麺はスパイスの利いた本場の辛さと弾力ある麺が特徴で、ラム串や白身魚の唐辛子炒めもピリ辛でクセになります。料理はどれも量が多く、2人で3品頼むだけで大満足のお腹いっぱい。メニュー数も豊富で、パクチー好きにはたまらない一品や、ビール好きには中国で有名な「ハルビンビール」も楽しめます。店内は現地さながらの雰囲気で、日本語や英語がほぼ通じないものの、料理の深い味わいにリピーターも多いです。


























