遠方より陣中見舞いに友来たる。友人のリクエストにて盛岡では最も真っ当な寿司を味わうことができるという當店へ。あみ茸の上にタラバ蟹のほぐしみに内子を載せた酒肴からはじまり地場の湖で釣り上げられた公魚(ワカサギ)の南蛮漬け、蛸の桜煮に塩蒸しの鮑、カワハギの肝醤油に残った肝醤油を使った凌ぎ代わりの小丼、何と小丼の中には皮剥ではなくトラ河豚の身のサプライズ。くもこの昆布焼にのどぐろ焼と完全なる呑み寿司モードの様相。四種類の地酒を愉しんだ後いよいよ握りへ。鮃、鮪の中トロ、春子、甘海老昆布〆、鯵、ツブ貝、〆鯖、赤貝の紐等々を味わい喜知次の炙りと喜知次の椀ものスペシャリテな組合せ。のどぐろの炙りに穴子を戴きひと通り味わい相応の満足感が得られました。後半の舎利の温度はやや難ありでしたが鮨や不毛の土地、盛岡ではやはり寿司となったなら當店となるでしょう。⭐×3.4
個室あり
禁煙
クレカ決済可
盛岡の酒肴も絶品と評判のお寿司屋さん












