【ホテルホッピング 親和性を打ち出すモダニズム】 今回のホアヒン滞在で3つのリゾートホテルに滞在しました。その中でもプタラクサが非常に素晴らしかったのは、海やガーデンとのデザイン上の親和性が非常に高かったからです。 リゾートに行くのにどのホテルに泊まるのかを選択するのは非常に骨の折れる作業です。それは土地勘のないところなら尚更で、よくあるのが写真映えばかりしていて実際には施設の規模も小さく現実と乖離しているパターンです。その点、メガチェーンでは一定のクオリティは保証されているので安心して泊まることができると思います。 私がリゾートで最も重きを置くのはプールの設えとジム。その次に立地。先ずこれらで篩をかけたあと、写真などを眺めて1泊目に選んだのがプタラクサです。どちらかというとサイトの写真では”チャチなモダニズム”が売りの雰囲気であまり期待はしていなかったのですが、いい方に裏切られました。本当に、素晴らしいホテルです。 先ず、部屋の外にタオル地の大きなソファアが置かれていて、そこからそのままプールにドボン!と入れます。玄関を使わなくていい部屋から直接プールに入れる幸せ。プールと部屋が一続きになっています。そのプールは宿泊者数に見合わない大きめのサイズで2つあり、片方は塩水になってます。 もう一つのプールは別棟になっていて、道路を挟んだ向かいにあるので、これがめんど臭いという人がいるのですが、私は全く気になりませんでした。別棟はハイクラスレジデンスになっていて、そこにはインフィニティプールが。 美しい。その作りと眺め全てが完璧です。 そしてそのインフィニティプールの向こう側には大きな大きな、ソファア席。大人なら6ー8人くらい座れるくらいの席は、他のデッキチェアなんていうものを寄せ付けない迫力です。デッキチェアのデザインが古臭いホテルは嫌だなあ、なんて思いますが、プタラクサはデッキチェアすら過去のものに葬り去っています。その、席の下にはわざわざ白砂を敷き詰めてあります。左を見ればちゃんとしたビーチグリルレストラン。正面は海。暑くなれば後ろのプールへ。 ここまで素晴らしいプールは見たことがありません。海との融合感と快適性に本当に感動しました。 夜は外部からここでディナーを取りに来る人もいます。もちろん普通のレストランの席でもいいですし、こちらのビーチベッドの方でもいけます。ビールが90BTで300円。普通のレストランメニューもむしろ安いと感じるぐらいでした。 素晴らしい。本当に、お勧めしたいホテルです。 今回は2名ツインで14000円朝食込み。流石、素晴らしいホテルというのは朝食にちゃんと、泡を置いているものです。プロセッコを飲みながら、チーズやオムレツを。 スタッフも丁寧でとても快適。全てにおいて文句の付け所がない素晴らしいホテルでした。
不明