
【鹿児島うんまか食べ歩記(2)】薩摩の郷土料理を詰め込んだ駅弁「百年の旅物語かれい川」 《JR九州の「九州の駅弁ランキング」で3年連続1位に選ばれた入手困難な駅弁》 鹿児島県内最古の木造駅舎であるJR肥薩線(吉松~隼人)「嘉例川(かれいがわ)」駅。明治36(1903)年に開業し、110余年の歳月を刻んできた今や無人駅となった駅舎には、地元霧島の素材にこだわった郷土料理のお弁当や惣菜を届ける『森の弁当 やまだ屋』謹製の「百年の旅物語かれい川」が販売されています。 入手難易度の高さから幻の駅弁として知られ、JR九州の「九州の駅弁ランキング」では、2007年から3年連続1位となるほど人気で、わざわざこの駅弁を買うために、嘉例川駅に車で駆けつけるほど有名で『森の弁当 やまだ屋』の山田まゆみ店主が、2004(平成16)年3月に、運行開始した特急列車「はやとの風」に合わせて考案したもの。 このお弁当は、九州新幹線鹿児島ルートが開通した2004(平成16)年、妙見温泉振興会が公募。有名ホテルや旅館の豪華な弁当を抑えて1位に選ばれたんだとか。炊き込みご飯は母親から受継いだ味。鹿児島の郷土料理「がね」は近所のおばさんたちの直伝。どれも地元ならではの懐かしい食材でつくられた味で、100年前の旅人たちが食べていたような気分にさせられると評判を呼んで、3年連続1位の名誉を勝ち取りました。 「はやとの風」も2022年3月21日に、新D&S列車「ふたつ星4047」に生まれ変わるため、ラストランとなりニュースでも報道されました。現在、JR肥薩線(吉松~隼人)は、普通列車のみが1日上下23便往来するのみとなっていますが「百年の旅物語かれい川」はお昼の時間帯に販売されています。 《幻の駅弁》 ・百年の旅物語かれい川:1,500円 竹皮で作られたお弁当箱を開けると、鹿児島の郷土料理「がね」や、「しいたけ」や「竹の子」と見るからに素朴で懐かしい惣菜が詰め込まれています。 お弁当は野菜、調味料、すべて地元産を使用。素材本来の味を活かすため、添加物は一切使わず一品一品『森の弁当 やまだ屋』に勤める地元の主婦のみなさんが丁寧に手作りしています。 嘉例川に旅してきた人たちが、我が家に帰ってきたような思いになってほしいと地元ならではの食材と味付けで、以下のご飯とお惣菜で組み合わされています。 *ご飯 霧島市の棚田で採れた「ひのひかり」に、地元嘉例川で原木栽培した「しいたけ」と「竹の子」を炊き込んだもの。竹林に囲まれた嘉例川駅をイメージしたご飯。 *ガネ 揚げた姿が「かに(鹿児島弁でがね)」に似ていることからこのように呼ばれています。 霧島で有機栽培された「紅はるか」「パープルスイートロード」「人参芋」の3種類の芋と人参、ニラを入れ、 水を一滴も使わず野菜の水分だけで作る昔ながらの製法で揚げた鹿児島の郷土料理。 ほっこり美味しいさつま芋の味が楽しめます。 *スセ(酢の物) 大根と人参をさっぱりと仕上げたす酢の物。 *千切り大根の煮物 嘉例川で栽培された千切り大根と蒟蒻の煮物。 *嘉例川コロッケ 地元の「しいたけ」「竹の子」を混ぜ込んだ作ったコロッケ。 《追記》 鹿児島県内最古の木造駅舎である「嘉例川」駅は、無人駅で、改札を抜けてホームも見学できる観光スポット。懐かしい時代にタイムスリップした気分にもさせられます。鉄道マニアには垂涎な歴史を感じる展示品も飾られていて、全国から観光客が訪れる名所となっています。 #鹿児島うんまか食べ歩記 #鹿児島県内最古の木造駅舎 #嘉例川駅 #森の弁当 やまだ屋 #百年の旅物語かれい川 #幻の駅弁 #JR九州の「九州の駅弁ランキング」3年連続1位 #特急列車「はやとの風」 #鹿児島の郷土料理「がね」 #妙見温泉振興会 #竹皮で作られたお弁当箱 #鉄道マニア #鹿児島の駅弁 #鹿児島 #隼人町 #人生には飲食店がいる