あまりにも素敵。 久しぶりに涙出るほど美味しいな〜と思いましたとさ。
口コミ(22)
オススメ度:84%
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天文館通からすこし裏手にあるひっそりした喫茶店。店内の落ち着いた感じや壁に並んだカップソーサーはとても居心地がよい。 ケーキも種類が豊富で手が込んでいて美味しい。頼んだのはフランボワール。ほどよい甘さとチョコレートの味がマッチしていて飽きない味。 とてもおすすめ。
「夏の思ひ出」という艶やかなお尻ケーキがRettyを席巻した今夏の東京のスイーツシーン。 地方にいる私も「夏の思ひ出」というに相応しい素晴らしいお店に出会いました。 世界のコーヒー女王Kayaさんをして、「あと1泊できたら翌日も絶対リピートしていた」「20年〜30年経って人生が枯れてきた頃にもう一度ひとりでカウンターに座りたい」と言わしめた名店。 鹿児島最大の繁華街、天文館に行く度に横目で見ては緊張して入らなかった店。 その理由はただ一つ。 私はコーヒー音痴なのです。 自宅ではもっぱらお茶派です。 中国福建省の安渓産の鉄観音茶、緑のきらめきという名の原口製茶の鹿児島産緑茶、AHMADのセイロン茶。 コーヒーで分かるのはエスプレッソの苦旨さだけ。 横浜で呑んでいたときは〆にタクシーで元町のピッツェリアQuo Vadisに行ってピッツァも頼まずにエスプレッソとドルチェだけ頼んだりしていました。 鹿児島に来て驚いたことの一つに珈琲が美味しいことがあります。 至るところに自家焙煎屋があり、それで暮らしていけるだけの収入が得られる。 チェーン店があまりなく、個人経営のカフェが乱立しており、どこも繁盛している。 どこの珈琲も深煎りで酸味が無くまろやかでクリアな味を提供している。 珈琲よりお茶派な理由は、お茶にはしみじみ美味い感動の一杯の経験があれど、珈琲にはそんな経験がないことと、そして独特のすえた様な酸味が苦手だからです。 古くなった珈琲豆は酸化して酸味が増します。それを防ぐためには深煎りしか有りません。 鉄鋼製品には予めスケールとか黒皮と言われる真っ黒な製品があります。 酸化しきっているので、それ以上に酸化せず赤錆がでない。中華鍋やすき焼き鍋やジンギスカン鍋がそうです。 深煎り焙煎とはそれと同じ原理なのではないかと思っております。(自分調べ) さて、此方はバブル期の'86年創業、30年余の歴史がある喫茶店。 まず品が良い。客層が良い。雰囲気が良い。 店に入るなり何とも芳しい自家焙煎の豆の香りが鼻をつきます。 席に着きオーダーしたのはスタンダードなブレンドコーヒーと、アーモンドクリームとモカクリームとナッツが3層になったケーキ、「プラリネ」 マスターの動きが独特です。 丁寧に布のフィルターで淹れるネルドリップ。最後のひと淹れの際にはピクンと首が動きます。 サーヴされたのは美しいリチャードジノリのカップと皿に配置された珈琲とケーキ。 飲み口の大きいカップに注がれたダークブラウンの液体からは上質な珈琲の香りが確かにします。 カップに口をつけて一口啜ると…。 こ、これは!…美味い! 明らかに他のと違います。 フレッシュでクリアでフルーティな酸味と程よい苦味。 珈琲なのに身体が浄化されていく様な味わい。 温度も丁度良くガブガブイケる。 プラリネもまた素晴らしい。 アーモンドクリームが大好きですが、南イタリアの甘ったるいマジパンに閉口した私には丁度良い甘さ。 ペアリングの妙とはこのこと…。 子供の頃、北海道のWorking classだった家庭で育った私には、シューベルトのピアノソナタと珈琲とトーストの焼ける香りで家中が満たされる朝は、日曜日が働く大人にとって特別な休日と感じさせるに十分な説得力が有りました。 平日の朝は都はるみと塩鮭と納豆と家庭菜園で採れた不恰好な野菜なのに。 子供の頃に知った香りと味のギャップ。 それがトーストと珈琲でした。 トーストが焼ける匂いは香ばしく素敵な香り。でも食べると香りとは違う味。 だから子供の時分はたっぷりジャムを塗っていました。 珈琲を淹れる匂いは芳しくチョコレートを思わせる魅惑的な甘い香り。でも口を付けると苦いし酸っぱくてちっとも美味しくない。 だから砂糖とミルクをたっぷり入れていました。 ライムライトの珈琲の味は、飲む前に嗅ぐ香りと寸分狂わぬ味。 子供の頃からこんな珈琲を頂いていたらきっと今頃はコーヒー中毒になっていたと思います。 コーヒー音痴の自分にはカルチャーショックでした。 鹿児島のカフェが凄いのか、自分の舌が拙いのか、たぶん両方とも正解なのだろうけれど、此方が名店であることが1番の正解です。 #絶対行って欲しい店キャンペーン
鹿児島滞在記♡vol.4 歴代のマイベストカフェに仲間入りの素敵空間でした!!マスターがネルドリップで丁寧に淹れた味わい深いフレッシュな一杯が堪能できるお店「ライムライト」。昔栄えていたという天文館通の路地をちょっと入ったところにある、昭和61年3月創業の鹿児島の珈琲文化を変えたと言われる名店です。自家焙煎。カウンターの横のドアの先は焙煎ルームです。 カウンターの程よい暗さがなぜか落ち着く。照明にも風情を感じました。 コーヒーはパナマ、ケーキはフランボワーズとスポンジとムースの細長いやつ。ペアリングはとても良かったです!職人技のネルなので、コーヒーはとてもまろやかで深みがありましたが、豆自体に明るい酸味も少しあって、ケーキのベリーと引き立てあっている感じ。至福の時間とはこのことです。 あと一泊できたら翌日も絶対にリピートしていました。近々の次回も間違いなく訪れたいし、20年30年経ってもっと人生枯れてきた頃にペトロ&カプリシャスや中島みゆきの唄の似合う女になって、トレンチコートを着て一人でカウンターに座りたいとも思いました(笑)。そんなお店です。
BARの後に珈琲タイム♪地元の友達が連れて行ってくれました!こちらで新婦と合流♡ ケーキセットを注文しました♪ 丁寧に淹れられた珈琲は香りが良く、一口飲んで「美味し〜♡」と声がでました( ´∀`) モンブランはミルキーな生クリームたっぷり♡ 他にも美味しそうなケーキが並んでいました! 22時過ぎに伺いましたが、お店はほぼ満席でした。 とても落ち着く空間で、閉店間際までゆっくりできました♪ また行きたいなぁ〜と思ったお店でした♡