先日、何年ぶりかでそば処茜さんに。繁華街から少し離れた場所ですが、お客さんはいつも多い印象。店内にはジャズがかかり、落ち着いた雰囲気。今回は天ぷら御膳を注文。からりと揚がった天ぷらを塩であっさり食す。そばは鹿児島ではあまりお目にかからない更科そば。美味しくいただきました。蕎麦の実ごはん、とろろ、香の物、そばぼうろと多彩な品々。満足でした(^-^)
口コミ(6)
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住宅地にありますが天文館から徒歩圏内の隠れ家的お蕎麦屋さん。開店前から予約客が並んでました。 昼の御膳 上天ぷら膳1,600円を注文。 先にドーンと天ぷらが届きました。海老2尾にボリュームたっぷりの新鮮な野菜の天ぷら(人参、玉ねぎ、茄子、スイートコーン等)、2種のお塩でいただきます。海老の頭も天ぷらされて美味しい。 麺は細く太さは揃ってます。とろろの粘り気が強い。蕎麦湯は濃厚でした。
田舎そばの多い鹿児島で更科そばを食べると言ったら、丸新や比良、そしてここ茜そばかなと思う。銀座あたりにありそうな日本酒が飲める高級な蕎麦屋という感じなんだけど「イベリコ豚南蛮蕎麦」とか「天使の海老の海老天蕎麦」とか美味しい物好きの心にバシバシ刺さるような料理もある。(写真はイベリコ豚南蛮そば) 価格はランチでも1500〜2000円位とか銀座値段で鹿児島の相場からすると高いかも知れないが、大切な人と一緒に行ったり、自分一人で小説片手に昼から日本酒の飲んだり、という風に使える、あまり人に言いたくなくなるような大人のための蕎麦屋。
うどん文化の九州で唯一蕎麦文化の方が発達している鹿児島。しかし口に合う蕎麦屋を見つけるのはなかなか難しいのです シラス台地の土壌が蕎麦造りに適しており、古くからの歴史がある様ですが、蕎麦は太くて短い田舎そば、つゆは関東の人間には我慢できないレベルの甘さです。 指宿山川や枕崎の鰹節、屋久島のあご出汁に鯖節と、だしは素晴らしいのですが、いかんせん醤油が甘い。砂糖がたっぷり入っているのが特徴です。 温かい蕎麦はまだ良いのですが、ざるやせいろとなると甘ったるいつゆがダイレクトに舌に伝わり箸が止まります。 関東に住んでいる時は、平日の忙しいランチや休日のゆっくりとしたランチ、夜の小料理屋使いと何かと蕎麦屋を重宝しました。 夜に行きたくなる蕎麦屋が私の思う良い蕎麦屋です。 さて、茜。住宅街にある隠れ家蕎麦屋です。 渋い造りですが、家族経営でアットホームな雰囲気です。 BGMにはN.Yの溜息と称されたヘレン・メリルの気だるい声が流れています。 カウンターに座るとそば茶が出されます。 メニューを開くと東京の名店並みの価格です。自信が有りそうです。 「天使の海老の上天せいろ」¥1,450を注文。 待っている間に2人の女性のお一人様が来店です。 1人目は休日のキャリアウーマン。 席に着くなり、ハートランドを頼んでいます。手酌でグラスを飲み干し漫画みたいに「プハー」と本当に口に出して言っています。 もう1人は元気なお婆さん。 友達がブログを始めた様です。 そういう時代なのですね。 カウンター越しに厨房を見ると高校生位の店主の娘さんと思しき若い女の子が天婦羅を揚げています。間違いなく私の天婦羅です。 大丈夫かな?と感じましたが杞憂でした。 薄衣の椎茸、茄子、京人参、薩摩芋、新牛蒡、いんげん。しっかりモチっと揚がった海老。玄人です。ただの女子高生ではありません。山椒塩とヒマラヤ岩塩の2種類の塩が抜群に合います。 間髪入れずに運ばれた蕎麦は鮮やかな薄い鶯色をしています。 細くてコシが有って喉越しが良くて香り高い。これは本物です。立派な更科蕎麦です。美味い。 夜のメニューを見せて欲しいと頼むと、手書きの黒板を持ってきてくれました。 大粒カキフライ、黒牛ミニステーキ、鰻肝の山椒煮、鮎の一夜干し、鯖の桜チップ薫製、菜の花の胡麻和え。素晴らしい! どれも酒を美味しくする肴ばかりです。 純米酒もワインも焼酎もビールも合いそうです。これは夜に来る価値有りです。 残念なのは、つゆが塩っ辛く感じたこと。 私が鹿児島の甘い味付けに慣れたことが原因です。でも酒にはきっと合う。 夜に来て確かめます。〆は辛味大根蕎麦と決まっています。 それまで評価はGoodです。 #蕎麦屋呑みしたくなるお店
お昼の御膳。天ぷら御膳は1400円。お塩でたべる天ぷら美味♡おそばはせいろかかけそばを選べます。