更新日:2022年04月21日
この店でしか味わえない、生の新鮮な挽きたて蕎麦が食べられるお店
1868年(明治元年)創業の酒造元へ先代が東京より婿養子に来られた後に蕎麦屋に転身という意外な側面を持つ太平庵さん つけ汁が関東風なのはそういう事だったのか 元酒蔵でいただく絶品蕎麦 江戸明治期は日本酒を飲む店は決まって「蕎麦屋」でした 蕎麦屋で酒を飲み 最後はそばで締めるのが江戸時代からの庶民の慣わしだったのです ここに注目したのが大平庵を創った東京出身で先代社長の故・木下治夫さん 蕎麦文化の東京よりうどん文化の九州へ婿養子として来て酒造り一筋に励んできた木下さんでした しかし蕎麦主流の江戸っ子がいつも思うことは 「うまい酒はあるんだがうまい蕎麦が無い 。うまい蕎麦が食べたい。うまい蕎麦を食べさせてくれる店はないのか?』でした 元々社長の実家が蕎麦屋を営んでいたこともあり その思いは日に日に強くなっていったそうです そして、「佐賀にないのなら俺が作ろう」 これが大平庵の誕生です。 私も東京の生活が長いので佐賀の蕎麦屋の浅い文化を少し残念に思っておりました しかしここで食べた『鴨せいろ』のつけ汁の旨さに驚きました 都内で食べる鴨せいろの平均よりかなり旨いと思いました 甘い汁(ツユ)が多い佐賀の蕎麦屋の中に置いて 関東風の出汁とカエシを使われているのですね これは希少なお店だ 『春の選べるオススメセット』で鴨せいろを選んで注文 麺は大盛りに! 塩で食べる野菜三点の天ぷらとちらし寿司と小鉢 それにきな粉餅の甘味がついてます 大盛りにしたので2000円ちょいでした 蕎麦切りは太めで程よいコシがあり わたしの好みでした 周囲にこちらを訪問した人がいなくて何も知りませんでしたが 酒蔵だった場所なので天井が高い内装は雰囲気も良く素晴らしかった 訪問して良かったと思います ごちそうさまでした
素材の良さが引き立つ、シンプルで美味しい味わい
鳥栖3日目の晩飯 ようやく当たり引けました。 カウンターにある鯖が美味そうですたまらず頼みましたが大正解でした。 締めのカレーも一口目は甘いのに段々ピリッとしてくる感じでペロリと行けました。 次回は1人じゃなくて複数名で行きたい (色々頼みたいのに胃袋すぐ埋まっちゃうので)
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