
貴重体験。素晴らしいレストランでした。
すごく距離の近い地産地消を体現するお料理たち。
そこからシェフの食材への想い、愛に溢れる哲学がしっかりと見えて、言葉にしたら貧相になるくらい。
シェフ、奥さま、自らが大切に育てた牛がメインのコースは、一見牛がいなさそうなお料理にもしっかり潜んでいます。そこにいます。
印象に残ったのはタルタルとロースト。
タルタルは餌である牧草で香りづけしてあり、磯のスープといただきます。それは海の近くで育った牛を感じて欲しいという想いから。
その想いの通り、タルタルを口にし、スープを口に含むと、摩訶不思議。海辺へトリップ。
ローストはそれはそれはしっかりした力強さのある味で、噛み締める度に草原を歩く牛達が目に浮かぶ。
タルタルで海岸を感じ、ローストで草原を感じ、玉ねぎの冷製パスタで大地を感じ、
こんなにもリアルに牛の育った背景を感じ、感謝しいただいたコースは初めて。
感激。
じっくりそれに向き合う時間もまた想像力を膨らまされ感謝が大きくなる。