更新日:2024年07月13日
昭和29年創業の老舗うどん屋、昆布だしの効いたスープが麵によく合う
(2022.08.10) 福岡で現存するうどん店の中で最も古いとされる1882年創業の『かろのうろん』には及ばないものの、1951年創業の『因幡うどん』と並ぶ老舗店『みやけうどん』でお昼をいただこうと呉服町へと出掛けます 創業は1954年と昭和のことですが、御供所通りに面するお店は大正期に建てられたものであるらしく… 土間であることや、煤がかかったよな壁や天井など、年季が入った佇まいに非日常を感じます 観光客だけでなく地元の方々にも愛され続けているお店であるとのことから、混み合っているのではないかと13:00くらいにお邪魔してみたのですが… この日は先客も少なく、拍子抜けな感じでありました そばを選ぶことができますが、迷うことなくうどんをいただくこととしえび天と丸天をトッピングいたします 小さめなどんぶりに入った極太なおうどんの麺肌はふやけているように見えますが、期待ほど柔らかくはなく… 茹で置かれた麺を湯通しして提供されているようですから、その温め加減で多少の差が生まれるのかもしれませんね とは言え、博多では“スメ”と呼ばれることが多いおうどんのおつゆは鰹節やいりこ、昆布
上呉服町にある呉服町駅からすぐのうどんのお店
(2023.01.26) 昨日、一昨日のような凍るように冷たい強風ではないものの気温は上がることがなく… やはり身体を中から温める汁ものが食べたいと『ふじ松』にお邪魔することにいたします 昭和の時代から続いているであろうと感じられる佇まいや、“そば うどん 丼物”と書かれる文字においしいおうどんがいただけるに違いないと直感したお店でありまして… 風で寄れた暖簾を潜りますと、シンプルですっきりとした40席ほどの客席が奥へと伸びていますし、綺麗に掃除されていることはもとより、卓上に置かれた箸箱や調味料が整えられていることにも好感が持てます メニューに並ぶのは、かけ、丸天、ごぼうなどとお手軽なおうどんや、玉子丼、親子丼、かつ丼と定番のラインナップであることに自信を感じまして… ワンコインでお釣りがもらえるおうどんだけでは申し訳ないような気がしますし、お腹も空いていましたので親子丼を添えることにいたします おうどんは少し平打ちっぽさがあって、博多らしいやわやわであることが心地良く、お汁の出汁の香りや旨みともにお気に入りでありますし… 親子丼の玉子もほど良くトロトロに仕上げられていますし