(2022.11.09)
おいしいラザニアをいただくことができるとのことで、薬院駅から高架沿いに5~6分歩いた『ラザニアラザニヤ』ってお店
お昼過ぎであるにもかかわらず店内に人影はなく、施錠もされていないことから心配になって電話をしてみますと15分ほどで戻られるとのことでしたのでひと安心
時間を潰して出直すことにいたします
古いアパートの一室を改装したカウンター6席だけの小さなお店は夜をメインとした営業であるようで…
お昼は予約があれば11:30から開けるそうですが、そうでない時には13:00くらいに開けられるのだとか
そんなことを知ってか知らでか13:30頃に来店されたお客さまが迷うことなくラザニア3種を選ばれていた姿を見て、ここを選んだことに間違いがなかったと確信いたします
特にランチメニューなどは用意されておらず、ずらりと並んだ前菜と8種のラザニアが用意されていまして…
量り売りで提供されるラザニアは60gほどからカットすることができるとのことで、前菜のほかラザニアを数種類組み合わせて召し上がられるお客さまが多いのだとか
ワンドリンク制であるとのことでしたのでジンジャーエールをいただきますと、お店で漬けたと言うぬか漬けがお通しとして提供されまして…
オリーブオイルやチーズが掛けられる珍しさだけでなく、きゅうりやパプリカなど彩りが美しく山芋の歯ざわりを楽しくいただきました
ラザニアだけではつまらないと前菜をいただこうと…
滅多にいただくことがない無花果に惹かれて「無花果とトマトのサラダ」をお願いしてみますと、無花果の心地良い歯ざわりとねっとり感とフルーツトマトの甘さに、バジルのほろ苦さがアクセントとなった逸品でありました
お店イチオシの「仔羊煮込みスパイス風味」や一番人気だという「パルマ風リゾット特にボロネーゼ」など個性的かつ魅力的な品が揃いますが、選んだラザニアはシンプルかつ王道であろうと思われる「ボローニャ風」と「燻製モッツァレラチーズ」の2種でありまして、それぞれ100gをいただくことにいたします
パルメザンチーズをふりかけ焼き上げられていることでサクサクっとした歯ざわりと芳ばしい香りを楽しむことができますし、モチっと感があるラザーニャに挟まれるミートソースの深い甘みと滑らかな舌ざわりのベシャメルソースがおいしく…
とろけるモッツァレラにはほのかに薫香が感じられますし、しっとりとした滑らかな食感と優しいコクがおいしさに華を添える満足なふた品でありました
カウンター越しの店主との世間話も楽しいのでしょうが、マスコット的な猫ちゃんを眺めているだけでも癒されるお店であります
https://synapse-gourmet.blog.jp/archives/34770132.html