
金比羅参りの後の火照った体を温泉で流して食事処へ、丁寧な案内に感心しつつ、 先ずは先付け、稚鮎のフリットはさっくりと軽めの食感の中に白身魚のような旨味。 蛸のうま煮は柔らかく、出汁が噛めば噛むほど溢れてきます。 お造りの鯛、かんぱち、太刀魚の炙り。 新鮮な歯ごたえとふくよかな甘みの鯛。 赤身と脂が絶妙なバランスのかんぱち。 太刀魚の炙りは、皮目のパリパリと身のふわふわが楽しい食感。 サザエのこりこりした磯の香る甘みに、讃岐地ビール空海のコクのある飲み口がしっかり応えてくれます。 焼き物は鱸のバターソテー。白身魚とバターの相性は抜群で、レモンの爽やかさがひきたてます。 強肴は讃岐コーチンのすき鍋。 肉の脂と出汁の旨味が一体となり、少し甘めのつゆが、きのこ、ねぎもしっかり包み込み最後の一滴まで美味い。 蒸し物は冷製茶碗蒸し。 オクラの餡がかかった優しい味で、鍋で熱くなった体を適度に冷ましてくれました。 酢の物は真蛸の梅肉かけ。 柔らかい蛸に爽やかな梅の香りが鼻をくすぐります。 堪らず日本酒を頂くと酒器がまたお洒落。 ガラスのおちょこが御膳に涼を添えます。 お凌ぎは釜飯で、一人前ひと釜づつです。 お焦げが付いて、少し甘めの味付けでしたが これが留椀の赤だしの塩味とぴったりマッチ。 計算された味付けでした。 香物はごく浅漬で新鮮な野菜の香りが立ちます。デザートまでしっかり頂きまして大満足。 過不足ない量ととても丁寧で優しい給仕さんにとても感動いたしました。 また、最後に金婚式を迎えた義父母の為にと、カクテルをサービス頂きました。 最高のディナーになりました。 また訪れたい、ホスピタリティの素晴らしいお宿です。