
宮島口、古民家で営む素材を活かしたイノベーティブなお料理。
シェフの赤井氏は広島や福岡のイタリアンで勤務し、ワインバーでフランス料理に魅せられ渡仏。ル・ルレ ルイ・トレーズやメゾン ピックで修行され、RED U-35でグランプリを獲られ、そこから色々経て宮島口で自身のお店をオープン。
宮島口駅から少し歩き、ボートレースの近く、丘の上にたたずむ築80年の古民家をリノベーションした建物でカウンター8席。
お料理は昼も夜もおまかせ1コース。
おまかせコース¥16500(税込)
■うすいえんどう豆のお粥
■菜の花とふきのとうの茶碗蒸し
■愛知県産タイラギガイ わけぎ酢味噌和え
■山口県産サワラの炭火焼
■子牛のつくね
■大島産マナガツオ
■滋賀県産木下牛
■木下牛のハヤシライス
■リコッタアイス
■プリン
最初にうすい豆のリゾット。とても優しい味。
春を感じる美しい茶碗蒸し。
サワラは炭火でふっくらと焼き上がり、葱ソース。
子牛のつくねは椀仕立てにされていて、シンプルで滋味深い。
木下牛も山葵が添えられてます。
そして木下牛を使ったハヤシライスにプリンも濃厚で美味。
余計なものは加えない削ぎ落としたシンプルなお料理。
一応ジャンルはフレンチとありますが、そう思って行くと肩透かしに遭うかもしれない。
ただ素材や調理法もホッコリして和のようでありながら、やはり味付けが違うので、個人的にはしっかりソースなフレンチよりも、醤油が続くような日本料理よりもおいしくいただけました。
終盤にかけてはハヤシライスやプリンと洋食のような構成に。これもまた嬉しい。
ペアリングをお願いしましたが、お料理の特性上もあって日本酒も多数扱われてます。
雰囲気も器もよく、宮島に行く前にいい時間が過ごせました。
#ランチ
#フレンチ