更新日:2023年12月31日
美味しい料理と厳選日本酒が楽しめるコストパフォーマンスの良さに驚くお店
なぜ寿司屋で南スペインの話しになったかは置いといて、夏の原正。定期訪問の記録としてこうして書いている。 もはやどこにも驚きも無い、ただ真っ直ぐに、ひたすらにうまさの純度が高い寿司。 気を衒わない。余計なことはしない。大きな流れの中に揺蕩うようなこのような寿司は、未来のビジョンであり人間の進化であり、文化の深度である。根が太い。かといって円熟とかそういうものでも無い。もっと張りがあって、ぱつんぱつんとしている。 ただひたすらに美味いって、それは凄いことである。そこに、ちょっと余力というか、抜け感が僅かにあって、やり過ぎ感がないのもいい。定期で通うお店にとっての大事なところでもあるだろうか。 相変わらず、2時間で人を幸せにすることができるという稀有な空間に、間違いはない。それはある種の正義である。のかも、しれない。