更新日:2022年09月24日
札木駅から2分、創業120年を誇る豊橋の老舗うなぎ料理店
遅いランチ訪問で客入も少なかったためか、二回のお座敷個室に通していただきました。 丼だけでなく定食、まぶし、かさねといったバリエーションがある中、今回は上定食の梅定食をオーダー。 しっかりオーダーから焼き上げるので、時間はかかるものの焼き立てふっくらです。 丼をよく見ると、なぜかよく見るうな丼なのにちょっと見慣れないですよね。 これは皮面を上にするという丸よさん独特の盛り付け方なんだそうでかなり珍しいとのこと。 皮にもしっかりタレが付いていることをアピールするという目的があるのだとか。 実際皮目もしっとりしていて、肉側と同じように味が染みていました。 よく見ると箸置きにもうなぎがいますね。 今回はランチで予算都合もあったので安めの梅にしましたが、今度来たらぜひ「う巻き」も食べてみたいですね。 もう一つの注目ポイントは、このお店が「べっぴん」という言葉の発祥の地であるということ。 元々「特に良いもの」という意味の京言葉、すなわち方言だったものだった。 それが、この店の前身となる鰻屋で看板に使われたことによって街道を伝って全国に広まった後、やがて美人を表す言葉へと変わったと言います。