更新日:2023年09月17日
静岡県天竜区の奥、榛名町の手打ちそば店 《まるなる》さんに秋そばいただきに再訪。 本日は茨城県の「常陸秋」種の蕎麦が頂けました。 新そばは11月からですが、 22年産の低温管理された玄ソバだそうです。 常陸秋種は蕎麦の香りが大変良く、 粒も大きい様で、 噛めば噛むほどに、蕎麦の風味が 口いっぱいに広がります。 今秋から始めて使う玄蕎麦らしいですが、 今までの長野県産や、福井大野産よりも 蕎麦にキレがありながら香りが抜群に 良い品種です。大変感動しました。 個人的には食べ慣れた大野産が好きですが、 コチラの常陸秋種は北関東茨城福島あたりの 蕎麦屋では常用されてる品種です。 関東千葉茨城あたりの醤油と、 鰹節出汁に大変マッチします。 つまり、 江戸前蕎麦の濃いつけ汁が生まれた背景には、 香りが強い常陸秋の蕎麦が欠かせなかったと云う事で、納得出来ます。