河津桜見物の往路にランチで訪問しました。 今年は河津桜が遅めで四分〜五分咲きでした。 でも、人出は多く川沿いのメイン会場周辺の駐車場は満車が多かったです。車で廻ると「原木」に指定され一本桜は見事な満開でした。 坐漁荘の場所は伊豆高原の旧ホリデー赤沢ドライブインを右に見て、大きなカーブを曲り旧道入り口を過ぎて数百メートル下った左、浮山別荘地内です。 浮山はこの辺では老舗別荘地で、海に向けて開けた丘陵は日当たり抜群です。 坐漁荘は、敷地入り口から車で2分程度です。 宿泊棟と、レストラン棟に別れてます。 レストラン棟の石畳を進むと入り口で、1階が椅子席と和室、2階は個室と鉄板焼きがあるそうです。 予約しておいたので、窓際の席に案内いただきました。 メニューはコースが2種類、その他にアラカルトでカレー、バンバーグ、クラブハウスサンドなど軽食と、ガツンとお肉を召し上がりたい方にはTボーンステーキもあります。 アラカルトには、スープ、サラダ、コーヒーが付くセット、更にデザートも付くセットが追加出来ます。お腹の空き具合で悩んで下さい。 場所柄、シーフードと地元の季節野菜を用いたメニュー構成です。 お安いコースのメインは魚で、この日は鯛(間違いかも?)のポワレとの事で、結局、アラカルト+セットにしました。 家内は、生ビール+野菜カレー+デザート付きセット、私は海鮮丼+デザート無しセットで決定。 先ずは、家内のピルスナーと私はお水で乾杯。 グリーンサラダは、地元の春野菜(蕪、大根)の薄切り、かいわれをトッピング、ドレッシングは、トマトピューレ系と野菜の微塵切りとビネガーのさっぱりしたドレッシングと共にサーブされました。 スープは南瓜のポタージュ、家内の野菜カレーは、大振りの焼野菜(じゃがいも、ブロッコリー、蕪、人参、他)がたっぷりのった一皿です。ルーは欧風カレーで、家内は野菜の量に比べ少し足りない様でした。 私の海鮮丼は、所謂、鮨屋や和食屋とは違い、大きな器に酢飯でないご飯を盛り、上に鯵のなめろうかアンチョビを細かく刻んだものをソース風にのせ、その上に、サーモン、鰆、金目など薄造りとグリーンリーフをドレッシングで和えたたっぷり野菜が散りばめてありました。 海鮮丼と言うより、旬の魚のサラダ仕立て+ご飯のフレンチとしての一品ですね。丼物の固定概念を取り外せばこれはこれで成立しますね。 食後はミルフィーユのケーキ、イチゴが添えです。 一口貰うと、サクサクの食感がとても美味しかったです。 本来は宿泊して料理を楽しむ、オーべルージュスタイルです。 ランチだけを楽しむには勿体ない環境でした。
口コミ(2)
オススメ度:90%
もう一度行きたいと思う、バランスの取れた素晴らしいお食事でした。