
店名は「よのうずや」と読む。弥彦神社への参道を歩きながら店内を覗き込むと「雲がくれ」という和菓子が、TBSのドラマ「下町ロケット」で、殿村部長が佃社長への手土産に持参したという説明が見えた。ミーハーな私は素通りできなかった。 フタを開けると紫式部の歌が記されている。 「めぐり逢いて見しや それとも分かぬ間に 雲がくれにし 夜半の月かげ」 2024年の日本放送協会の大河ドラマは紫式部が主人公であるし、なにかドラマに縁がある御菓子である。 「雲がくれ」は、メレンゲのようなふんわりとした厚い皮の内側に黄身餡が入っている。皮は「卵白に寒天と氷砂糖を加えた白色みぞれ」とのこと。この皮を雲、黄身餡を月に見立てているとのこと。