更新日:2023年05月25日
大倉山、大倉山駅付近の居酒屋
前を通る都度、雰囲気のある佇まいにめっちゃ惹かれてたんですが、大抵夜は御近所衆で埋まってて入れず… が、ほぼ全日14時からやってると聞いて日曜昼に散歩がてら伺ってみたら確かに提灯が灯ってるし! カラカラと引き戸を開けると目前に横一列5席のカウンター… 狭い。けど先客は近所の御隠居風お一人のみ。はいどうぞーと可愛い声のおかあさんに優しく促されて端の席に収まったらもう、二度と動きたくなくなる居心地の良い店内です。 まずは緑茶割り400円。おかあさんがちゃんと抹茶の粉で作ってくれます。しかも焼酎がエグめに濃ゆい鬼滅系、いい気持ちにしてもらえます。逆にホッピーがセット650円(外350中300)とお高めなのは狭い店内で飲み過ぎて騒がれても困るからでしょう。一瞬で悟りました、要セーブ。 肴の方は、焼き鳥屋と言いつつカウンターの大皿から取り分けてもらう惣菜がメインの模様。まずは突出し3品、生揚げ・お手製卵焼き・めかぶ。コレだけで呑み続けられるやんと思っていたら「これもどうぞ」と黒豆さん。緑茶割りをお代わりしたら目の前にそっと置かれる茄子の揚げ浸し。
焼き鳥のいい香りが店内に漂う居心地のよいアットホームな居酒屋さん
他のお刺身もサービスしといたわよ〜』 そう言ってさりげなく豪華にしてくれた こんなさりげないところに人々は魅了されるんだろうな 九州の甘い醤油も置いているところも何ともニクい それ以外にも人気の秘密は毎月月初めに行われる「THE鳥郎寄席」 わずかな木戸銭で本物の落語を鑑賞できる贅沢なもの 美味しい料理だけでなく近所の人達にとってここはオアシスなんだろう 駅前ならまだしもこんな住宅街で50年以上続くのは並大抵の努力では実現出来ないと思う 特にこのコロナ禍で飲食店不況の真っ只中ではより一層固定客の存在は貴重になる そんなコアなファンが多いのも納得の雰囲気 これからも地域のオアシスであり続けて欲しいな✨ #酒場放浪記 #おんな酒場放浪記