更新日:2024年04月09日
小田原市にある、ういろう発祥の地の栗ういろうが楽しめるお店
道路沿いを歩くと、一見和菓子店に見えない城郭のような立派な建物が見えます。 このお城が小田原ういろう店です。 店内に入るとお菓子のカウンター、そしてその並びに薬の販売カウンターがあります。 そもそもういろうは、元王朝時代の礼部の官吏、礼部員外郎が元です。 官職に就いていた陳宗敬という人物が、透頂香という薬を今の博多に持ち込みましたが、苦い透頂香の口直しに添えた菓子が起源であるという説が有力です。 薬が先で、お菓子は後付けのようなものですね。 小田原のういろう店では薬のういろうの販売があり、永正年間に小田原に伝わった外郎薬が、今も絶やされずに続いているのはすごいと思います。 ちなみに外郎薬の購入には医師の相談が必要です。 喫茶も併設されていますが、私はこちらでお土産で一竿購入しました。 味は種類ありますが、ういろうは昔は黒糖がメインだったと聞いたことがあり、黒糖をチョイスしました。 ういろうは米粉を蒸して作るので、元々ボリューム感あるのですが、小田原ういろうは特にもっちりしている感じがしました。 しっかり甘く、渋いお茶によく合います。
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