怪しさと美味しさ大爆発な下町の超本格タイ料理店。 旧店名は「九龍」。クーロンと読みます。香港がイギリスへ渡されたのち、事実上どこの国の法律も及ばない不管理地帯となった、世界一のスラム街クーロンです。現在はルアン・ナルモンとして営業してますが、しっかりクーロンの看板もあります。なんだかものすごい体験ができそうでワクワクしてしまいます。 お一人様で行ってきました。 2022年8月26日 金曜日 20:09 *グリーンカレー *ヤムプラームック(イカの辛みそサラダ) *ソムタム(青パパイヤサラダ) *コーラ グリーンカレー このお店のゲーンキャオワーンは、最強クラスだと小耳に挟んだのでオーダー。 ゲーン(スープ)・キャオ(緑色)・ワーン(甘い)・ガイ(鶏肉)です。 ボリュームとしては2人前。 提供されてすぐわかるハーブの豊かな香りと、めちゃくちゃ作り込まれてる感が伝わってくるビジュアル。 僕はジャスミンライスにゲーンをかけて食べるのは好きではないので、ライスを救ってゲーンに沈めて食べます。汁物ですから、ライスと一緒に食べずに、ゲーンだけ飲んだり、具材を食べたりしながら、時々ライスを沈めて食べます。 お味は激辛、辛いものが苦手な人は無理だと思います。プリッキーヌーがバッチバチに攻めてきます。しかし、ココナッツ感もかなり濃厚で、甘いけどすごく辛いってやつです。 具材もたっぷりあって、特にナスは旨味を吸いまくっていて格別の美味しさ。 めちゃくちゃ作り込んだゲーンキャオワーンガイ。容赦ない現地感120%の、突き抜けた美味しさでした。 これははまる。 ヤムプラームック 本来は、茹でたイカと玉ねぎなどの野菜を和え、レモングラスやナンプラー、唐辛子などを和えるだけのシンプルなサラダ。しかし、この店のヤムプラームックは、さらに辛味噌で和えてます。 甘辛酸っぱい複雑な味わいに、辛味噌を使ってコク、旨味、辛味を増し増しにしてます。 ソムタム スタンダードなソムタムタイ。 程よい酸味と突き抜けた辛味。まったく媚びていません。多分、唐辛子はタイのものを使っているのかも。大量に使われているわけではないのに辛いです。やはり、ソムタムは辛い方が美味しい。 砕かれたピーナッツの香ばしさと食感が、青パパイヤのシャキシャキしてフルーティーな味わいのアクセントになって、ただ辛いだけじゃなくバランスの取れた美味しさになっています。 グリーンカレーだけ啜る➡︎ソムタム➡︎グリーンカレーとご飯➡︎ソムタム➡︎…交互に食べるとかなり強烈。滝汗です。 たった3品ですが、どれも驚きのハイレベルなタイ料理。使っている食材もこだわっているのでしょうね。 最高でした。 このお店、もともとは中華料理屋さんだったのを、店主がタイ人の女性と結婚したことか、タイ料理も出すお店になったようです。 お店はお世辞にも立派とは言えないほったて小屋。入るのに勇気が必要かも知れません。 店内は下町の定食屋さん風で、ざっくばらんに寛げるお気楽空間。 タイ人のお母さんが鍋を振っているのですが、ひと通り調理が終わると厨房から出てきて常連客の席で歓談を始めちゃいます。 そう、オーナーやシェフが出てきて店で寛いじゃうタイ料理店は、だいたいめちゃくちゃ美味しい事が多い。 このお店は大当たりです。 お近くのリトルタイランド錦糸町にある、超現地仕様のタイ料理店に負けていません。 イサーンなほったて小屋です。 お腹が満たされても居心地がいいので、ついつい長居したくなる店。 とってもおすすめ。 #イサーン #ほったて小屋 #九龍 #シェフが本場仕込み #本場の味 #媚びてないタイ料理 #激辛部おすすめ #ディープゾーン #駅近で嬉しい #リーズナブルな価格設定 #居心地抜群 #タイ人に人気のお店 #教えたくない隠れ家 #グリーンカレー #食べるべきメニューあり #隠れた名店 #曳舟
口コミ(10)
オススメ度:83%
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浅草からのタイ料理ハシゴで気になっていたこちらに伺いました。シンハー500円はなかなか無いのでは?サティのココナッツベースのソースと生パインサワーが美味しかった。シメのタイカレーライス最高でした。次回はムーピンにチャレンジ。パッタイとガパオもわたし気になります!笑
タイ料理。曳舟駅のすぐ側だけど実に微妙な店構え。プレハブだし。ちょっと入りづらいw とは言っても以前から気になってたお店なので気にしないフリして入ってみる。 とりあえずビールにしないでレモンハイ。 注文は、ラープにガイヤーン。 ちょっと時間かかったが、結構量もあってうまい。ラープは辛めでパクチーたっぷり。ちょっとしょっぱいかw。それからガイヤーン。自分のイメージだと焼鳥みたいな串焼きだったんだけどこれはもも肉の素揚げっぽい。プリプリした食感が美味い。スィートチリソース付けて食べます。 最後にトムヤムクンらーめんを注文。エビが4本ぐらい入っててヒット。ココナツミルクが効いてて結構好きなタイプ。あんまり辛めではない。 普通にタイ料理屋で注文すると1品1000円前後する店が多いが、ここは600〜700円で割とリーズナブル。タイ料理だけじゃなく普通の居酒屋メニューもあるしなかなかいいお店かも。
再開発が進む曳舟・・・なのですが、駅前の一角にボロッボロな飲み屋が並ぶ横丁がありまして、そこから漂うスパイスの香り・・・「中華 タイ 日本料理 屋台 九龍」 いやもう、そのカオスぶりも、九龍城チックですよ。 店構え、見事なバラック小屋です。 入口にはまた違った店名が。 「ルアン・ナルモン」 どうやら、「九龍」から「ルアン・ナルモン」へと改名してるらしいんですが、お店のオヤジさん曰く、 「昔からの人は、今も九龍って呼ぶんだよね」とのこと。 ・・・いやいや、「九龍」って看板出してるからでしょう!って全力ツッコミしたくなりますが、このカオスこそが九龍。 ちなみに若い方向けに解説すると、「九龍(クーロン)城」っていうのはかつて香港の城塞跡地にあった巨大スラム街。 「東洋の魔窟」と呼ばれた麻薬・売春なんでもありの無法地帯だったのですが、90年代に解体され今では公園となっています。 ま、でもこの「曳舟の九龍」は店内アットホームで、危険な香りはしませんので(笑)ご安心を。 ちょっと押井守さんチックな親父さんも、物腰とっても柔らかですよ。 メニューにはタイ料理と日本の居酒屋メニューが混在。 この辺は町屋の「天ダコ」と共通していて、ガチタイ料理目掛けて来る一部のマニアよりも、居酒屋なのにタイ料理が美味い店として間口を広く持ったスタイル。 実際、この日隣のテーブルにいたスーツ組なんて、「エスニック料理って美味いなぁ!」とか言ってたりして。 ちょっと新鮮だなぁ。 ★うめサワー ¥400 ★お通し ¥300 居酒屋ですから、お通しがあったりします。 ★ニラ玉 ¥400 こちらも全然タイ関係ないメニュー。 けどこれが胡椒ガッツリで結構いける! ★ラープムー ¥600 正しく発音するとラムーになってロックスター桃子が召喚される貴重なメニュー。 「ペッ、ペッ、マーク!」(辛くして~!)とお願いしてちょうどいい感じに仕上がりました。 ってことは普段は結構辛さ控えめ。タイ料理マニア諸氏は結構ペッペッペッペッ言ったほうがよいですよ。 とはいえ、バンコク出身のママが作るラムーの味はなかなか悪くないです。 非常に下町風情のある、居心地よいお店。 ・・・・なのですが、ここは再開発予定地。 そう長くはこの状態でいられるはずもありません。 好き者の皆様は今のうち訪問されることをお勧めします。 ちなみに、こちらで働き、ママの料理を習っていた青年が先日独立、 イトーヨーカ堂の脇に新しいタイ料理店をオープンさせたようです。 ●「カレー細胞」Facebookページもチェック。 https://www.facebook.com/CurryCell http://currycell.blog.fc2.com/blog-entry-2758.html
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