
立川駅南口から徒歩3分。
路地裏にありながら安定した人気を誇るタイ料理店。
『路地裏のタイ料理とお酒 バナナ食堂』
オープンは2009年。
通りから店内が見える入りやすさ、メニュー数を絞り込んだ選びやすさ、料理の日本語説明が丁寧の親しみやすさ。
それでいて料理は日和らない、現地仕様の攻めたチューニングというギャップが魅力で、日本人にもタイ人にも支持される人気店になっています。
まずは珍しいタイのクラフトビールをば。
★チャラワンペールエール ¥1090
ビシッとドライな苦みに仄かなフルーティさでなかなかのオトナ味。甘みある印象が強いタイのビールとしては異色ですね。
ワールドビアアワード アメリカンスタイルペールエール部門金賞受賞。
★ナムトックガイヤーン ¥980
グリルチキンを酸っぱ辛いサラダ仕立てにした一皿。煎り米「カオクワ」やバイマックルーなど、ラープに通ずる仕立てが大変に好み。ビールのお供に超最適です。
普段イサーン系のタイ料理店に単独訪問するたび、ラープを頼むかガイヤーンを頼むか迷うのだけど、この一皿で両方気分が満たされますね。
あ、普通に頼んでもビシッと辛いので、辛さ耐性に自信ない方はその旨伝えるのが吉ですよ。
★マナオサワー ¥560
タイライム「マナオ」のサワー。甘さ控えめです。
★ソフトシェルクラブのイエローカレー炒め"プーニムパッポンカリー" ¥1980
みんな大好きプーパッポンカリーのソフトシェルクラブバージョン。ソフトシェルがただ柔らかいだけでなく、抜群の火加減でザクッとした食感と香ばしさが際立っている仕上がり。
それに、油が重くてライスなしでは食べられないこともあるプーパッポンですが、こちらは切れ良く、ライスなしで酒のお供にしても成立するバランスとなっています。
けど逆にご飯にぶっかけて丼仕立てにしたらそれはそれで最高かも。
流石は名物。
見方によってはバンコクのプーパッポンカリー発祥店『ソンブーン』より美味いかも知れません。
食後はクーポンにてデザートをば。
料理のチューニングからして、シェフはタイ東北イサーンの方かな?
なんて勝手に思い込んでいたのですが、お会計時に厨房から挨拶されてびっくり。
こちら日本人シェフのお店だったんです。
日和らないタイの味と、日本人へのわかりやすいプレゼンテーション。
シンプルながら間違いないお店ですね。