
JR青梅・五日市線「立川駅」からの直通電車のほか、西武拝島線、JR八高線も乗り入れる「拝島駅」から乗り換えて、終点の「武蔵五日市駅」へ。
西東京バス1番乗り場から出発するバスにゆられて、6つ目の「西小中野」バス停で下車。檜原街道を西へ向かって「西秋川橋」の手前を右折。山間のハイキングコース「星竹通り」を進むと、透明感のあるガラスパビリオン建物がひときわ目をひく「osteria C.」。
建築デザイナーの店主が会社勤めの傍ら、
和子さんとふたりで築きあげた阿佐ヶ谷で評判
のワインバー「Chi-Bar」の8年間を礎に、念願
だったレストランを「水の音、鳥のさえずり、
手つかずの自然がのこる場所で……」と希望通り、秋川渓谷の爽快な青空のしたに開店しました。
「気取らずに、気兼ねなく!」がスタイルの「C.」は、気のおけない仲間たちとの食事をわいわいと楽しめるお店。
正範さん自らラインナップするJazzの旋律に
こころ躍らせながら、仏物中心の赤、白あわせて1,000本ものワインが、すぐに飲める適温で管理されているほか、地元「喜正」のお酒や蒸留酒など、その日の気分でわがままをいっても、飲みたいものがすぐに飲めるほど、バラエティーに富んでいます。
自然のうつろいのなかで育まれた旬の食材を
吟味して、ピュアなオリーブオイルと絶妙な
塩加減が決め手の和子さんのイタリアンは、
「どこかやさしくて、ホッとするような……」。そんな言葉がピッタリくるような温かみあふれる味わいです。
ひと皿ごとにひと言ずつ、メッセージが込め
られているように「お客さまが座席にお座り
になってから」食べる早さにあわせて調理を
はじめる繊細さ。生地からこね上げる焼きたて
のパンや、コシの入った「トルテッリ」、パティシエールの和子さんならではのデザートに
いたるコース料理のすべてに少しの妥協もありません。
予約制で14席あるお店は、店主と奥様にお家に招かれたような親近感を感じてしまうほど、人がひとのために惜しみのないこころをかける、ぬくもりであふれています。