
日比谷OKUROJI内に店を構える、青森食材をテーマにした和食店。 ランチタイムには青森の地鶏や海鮮、郷土食材を取り入れた定食や丼メニューを楽しめる。 高架下空間を活かした日比谷OKUROJIの中でも、木の温もりを感じる落ち着いた雰囲気。 周辺で働く人の日常使いにも馴染む空気感がある。 アンテナショップを兼ね備えた店内は、飲食スペースにカウンター席とテーブル席を備え、ひとり利用もしやすい構成。 ランチタイムは定食や丼を中心に複数メニューが並び、青森らしさを感じる食材使いが印象的。 ───── ランチタイムに訪問。 客はまばらで、空いているテーブル席へ着き、メニューから口頭注文。 ▪️あべどりの親子丼 1,200円(税込) ・小鉢2品 ・鯖よし ・味噌汁 ・香の物付き 運ばれてきた親子丼は、半熟卵でふんわり閉じられた王道スタイル。 中央には卵黄が乗せられ、見るからに濃厚そうな仕上がりとなっている。 使用されている「あべどり」は、青森のブランド地鶏。 噛むほどにしっかりとした鶏の旨味が感じられ、一般的な親子丼よりも肉の存在感が強い。 出汁は甘さを強く出しすぎず、鶏の旨味を活かしたバランス。 半熟卵のまろやかさが全体を包み込み、ご飯との一体感も良い。 中央の卵黄を崩すことで、さらに濃厚な味わいへと変化。 とろりとした黄身が絡み、最後まで飽きずに食べ進められる。 付け合わせで印象的だったのは「鯖よし」。 青森県で古くから親しまれている漬物「味よし」に、細かく刻んだしめ鯖を合わせたものとのこと。 漬物らしいさっぱり感に加え、鯖の旨味と香りが重なり、ご飯との相性も良い。 土地色を感じられる副菜として、満足感がある。 味噌汁や小鉢も含め、全体的に丁寧にまとめられた定食という印象だった。 ───── 青森食材を気軽に楽しめる、使い勝手の良い和食店。 派手さはないものの、素材の良さをしっかり感じられる料理が揃っており、ランチタイムに落ち着いて食事をしたい時にちょうど良いお店。