
夜は高級割烹、昼は手打ち蕎麦を含む会席料理をお手軽に愉しめる。
グルメ友に予約いただき初訪問。
新橋駅から徒歩5分ほどの場所。
路地裏のあまり目立たない角地に店を構えており、知らなければ通ることもあまりない。
開店少し前に到着し待っていると、ランチタイムの開店時間丁度に暖簾が掛けられる。
店内は小ぢんまりとしており、奥には厨房を目の前にしたカウンターが5席、入口脇に4人掛けのテーブル席が1卓。
2階には座敷席がある。
テーブルかカウンターどちらが良いかを聞かれ、もちろんカウンターで。
大将にご挨拶して調理されていく工程を眺めながら料理を愉しむ。
▪️焼き茄子(お通し)
炭の香りが芳しい。
▪️きのこの茶碗蒸し
出汁のジュレの中には色鮮やかな雲丹。
温かく喉越しの良い茶碗蒸し。
▪️甘鯛の鍋
小さな土鍋でふつふつと煮立った状態で提供される。
その名の通り甘味が強い身は出汁にも負けない存在感。
▪️鮪と鯛の昆布締め
中トロに近い鮪は熟成された旨味が感じられる。
ほどよく水分がぬけ旨みが凝縮した鯛も美味。
〇 北雪 鬼夜叉
▪️鮎の苦うるか(お酒のつまみ)
顔を顰めたくなるほど苦いがこれが日本酒に合う。
▪️天ぷら
・マナガツオ2個,舞茸,さつま芋,むかご
粗塩若しくは出汁につけていただく。
揚げたてのふんわり綻ぶマナガツオは香りと味もよい。
ひとつは塩でもうひとつは出汁で愉しむ。
舞茸はその強い香りを引き立てる塩で。
淡白な味わいのむかごは秋の味覚。
さつまいもとはまた違った品のある甘味。
▪️栗の飯蒸し
もっちりとしたご飯の上に、甘い栗といくらの塩味が相まって、一つ上の美味しさを奏でる。
▪️蕎麦
締めは手打ちのせいろ蕎麦。
そのまま食べれば蕎麦の香りを存分に愉しめる。
喉越しの良い上品な口当たり。
しっかりと出汁の効いたキレのあるつゆと共に一気に啜る。
継ぎ足し用のつゆも一緒に出してくれるが、足さなくても充分な量。
とろみのある蕎麦湯で割ってすべて飲み干す。
日本料理のプロの職人が作る料理とお酒も少々愉しんで、お会計は7千円ほど。
内容的にも破格のお値段。
とても優しげな大将とお気遣いのある元気な女将さん。
お二人の姿を眺めながらカウンターで愉しむ格別な日本料理。
お腹も心も満たされる贅沢なランチタイムを過ごさせていただいた。
7,150円/1人