
こちらは都度、生牡蠣を剥いて説明と一緒に出してくださいます。
また、ドリンクはペアリングでフリーに飲めるコースもあるので、そのコースにしました。
テーブルの上に置かれた寿司下駄の上には日本地図に本日出される牡蠣の名前と生産地が書かれた紙が置かれています。見ると、今回は西日本で採れた牡蠣がほとんどになっていました。
1杯目は前回は牡蠣に合わせて作られたオリジナルビールにしましたが、今回は白ワインお願いしたところ、南アフリカの「マリヌー クルーフ・ストリート オールド・ヴァイン シュナン・ブラン 2024」を出してくださいました。
店長が最初の2種類の牡蠣を剥く間、北九州産の生牡蠣のスープとなめろうが出てきました。これを食べながら牡蠣が出てくるのを待ちます。
最初に出てきたのは、兵庫県産の波月(なつき)と福岡県産の海王(かいおう)。
筏養殖で作られている波月を口にすると甘い!甘さが口の中に広がりました。
岩牡蠣部門で優勝した海王は、筏ではなく海に浮かせて養殖しているそうです。浮かせているため、波が殻同士がぶつかり殻が削られるため、殻にいく栄養が本体に回るそうです。この牡蠣は海の味がしました。
牡蠣刺しと錫製の能作の猪口に入った長野県の黒松仙醸 純米吟醸 うすにごり生原酒 白兎(ウサギ)を挟んで、福岡県産の一徹と千葉県産の江戸前オイスター爽夏が出てきました。両方とも海王と同じように海に浮かせて養殖しているそうです。
一徹は最初に塩味がきて、その後濃く甘さが出るという複雑な味がしました。
爽夏は貝柱が大きく(店長さんの話では、マッチョな牡蠣は貝柱が大きいそうです)、さっぱりした味のあと、甘さがきました。
お酒は福井県の「常山 純米大吟釀 荒磯 直汲生」で、お猪口は4つの色違いの江戸切子から紺色を選びました。
次の牡蠣は、有明海にしか存在しない満月。この牡蠣は、生まれたあと砂の中で成長して、潮が引いた時に採るのだそうです。この牡蠣は貝柱が非常に大きな牡蠣でした。
次のお酒は埼玉県の「狼炎 純米酒 PERFUME DRY」でしたが、とても好みに合ったお酒で、今回のお酒の中で一番好きなお酒でした。
牡蠣のおでんを福島県の「ZEロ万 純米吟醸 生酒」でいただきました。お猪口は金箔が使われたものを選びました。
そして、熱燗の出汁割が名物の蒸し牡蠣で、北海道産のカキえもんと一徹が使われていました。蒸し牡蠣の一徹は出汁に浸けて食べました。
牡蠣を食べた後、殻に残った汁にミルクポットの日本酒を注いで出汁割にします。2個の牡蠣で出汁割にするため、1個目で日本酒を注ぎ過ぎないように気をつける必要があります。お酒は埼玉県の酒蔵に作ってもらったオリジナルの「牡蠣に雫」というお酒でした。
次はシャインマスカットが載った一徹、波月で作ったキルパトリックをフランスの白ワイン「ピクプール ド ピネ」、イタリアのオレンジワイン「ダイダイ」、フランスの白ワイン「シャトー・トゥール・ド・ミランボー レゼルヴ」と一緒にいただきました。
予定された生牡蠣以外に3種のかくれ牡蠣があり、今まで食べた牡蠣も含めて追加できるということだったので、かくれ牡蠣からマルハチ、食べた牡蠣から爽夏をもらいました。
すると、牡蠣の中に小さなカニがいて、時々カニがいることがあるらしく、食べて問題ないということで食べました。
最後に〆ごはんとスープをもらっていたら、「まだ飲みますか」と言われたので、気に入った狼炎をもらった後、「田酒がありますよ」と言われたので、田酒までいただきました。
今回も色々な牡蠣をお酒とワインと一緒に美味しくいただくことができました。
ごちそうさまでした!