
【マレーシア料理を堪能♪《ドライ肉骨茶(バクテ)》】
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本日の五反田のマレーシア料理専門店『ちりばり』
2012年創業。
GoogleMAP評価「4.2」、
某グルメサイト「3.45」
店名の「ちりばり」は、
マレーシアで親しまれる小粒の唐辛子調味料のこと。
コチラにバクテー(肉骨茶)の
汁なしバージョン「ドライバクテー」なる
料理があり気になっていたのです♪
つきだしは甘いタレつきの
「チキンウイング」。
マレーシアでメジャーな
タイガービールを飲みつつ以下をいただく♪
◆ドライバクテー …980yen
マレーシアでもクラン(Klang)地方で
提供されているローカルグルメ。
具に、
三枚肉、スペアリブ、オクラ、ほうれん草、エノキダケが入ってます。
煮詰まったコク甘い濃い味付けに、
唐辛子のカプサイシンの辛味がピリリ。
これは濃くって美味いなぁ~ビールも進みます。
◆パンミー …980yen
きしめん風のマレーシア麺料理
「パンミー(板麺)」。
その名の通り板状に伸ばした麺であり、
客家(ハッカ)の料理「刀麻切」がルーツ。
客家系の華僑が
マレーシアにもたらした料理となります。
…私の大学時代の専攻が
一応、中国関連だったので
僭越ながら中国の社会学の観点から
少し語りますと、
客家って
福建省や台湾に多く分布しており、
“台湾イチ有名なメガネ女子”こと
蔡英文総統なんかも実は
台湾客家の末裔だったりしますね。
元々は客家って
古くは大陸の中原地方に住んでいたが、
相次ぐ中国国内の内乱や異民族の侵入により
華南や福建などに逃げのびてきた
漢民族の一派と言われ、
こうしたルーツから彼らの言語体系には
古代中国の単語や文法が一部残されています。
客家は移住先の住民と
土地争いなど軋轢が絶えず、
貧しい土地しか得られなかったため生活が苦しく、
同族同士で支え合って
生きていく必要があった事から
「節約勤勉」「自己防衛」「同族間扶助」といった
性格が伝統的に強いコミュニティです。
“客家”という言葉自体も
逃げのびた先の先住民から見て
“よそ者”である事に由来している。
また一族を困窮から救うため、
一族の有望な子弟を科挙に合格させて
官僚に出世させるために
客家は子供に大変熱心に教育を施す
現代でいう「受験ママ」のような性質もあわせもつ。
福建省には
現地住民など外敵への防壁と家を兼ねた
「福建土楼」という客家の建物群が残っており
世界遺産になってます。
…これら客家の背景や
彼らの倹約家な精神性を
理解してると分かりやすいのですが、
彼らの料理って保存が効く食材が多く、
中華料理としてはあっさりと素朴な味つけのモノが多い。
客家料理がベースのこの「パンミー」も、
あっさりと滋味深いスープで出汁感を重視する
素朴な味つけで日本人の味覚にも
どこか通ずるものがあります。
麺は厚みがありアトランダムな形状。
心なしか山梨の「ほうとう」や、
九州の「だご汁」のような弾力感に富む食感で美味い。
具は豚のそぼろ肉、香ばしいエシャロット、そして、カリカリに揚げたイカンビリス(煮干し)
非常に香ばしく完汁してしまった。
~あとがき~
以上、『ちりばり』でした。
エスニックな要素もありつつ、
華僑ルーツの料理との融合がみられて
やはり最近、マレーシア料理
おもろいし好きだなと自覚。
これからも食べ歩いて理解深めていきたいですね。