
ニューヨークはブルックリンを代表するブリュワリーといえば「ブルックリン・ブリュワリー」。そのブルックリンブリュワリーが世界初の旗艦店を日本橋兜町にオープン。日本橋兜町は聞き慣れないかもしれないが、東京証券取引所を始め、証券会社が多く立ち並ぶ、金融街だ。元第一銀行の建物をリノベーションし、複合施設「K5」がオープン。その地下1階に同日(2020年2月1日)オープンしたのがこちらのBだ。気合を入れてオープン初日に来たら、まだオペレーションが整っていなくて、長蛇の列。飲み比べのFlight Boardを飲んで雰囲気を楽しんだだけだった。
仕切り直しで、落ち着いた頃合いを見計らって再訪問。1階の入り口から独特の雰囲気を出しているが、階段を降りて入口を開けると、想像以上に広い空間が広がっている。奥に向かって左側に長いカウンター、右側がテーブル席だ。奥にはちょっと独立した空間があったりして、1人客から団体様まで幅広いお客様に対応できそう。
注文はキャッシュオンでレジでオーダーする仕組み。現金も使えるが、キャッシュレス推奨となっている。ビールはドラフトが9種類。それ以外にも瓶ビールがたくさんあるようだ。これだけあるとどれを頼んでいいのかわからない、という人のためにFlight Boardという3点飲み比べセットが有る。Permanent Flightは定番の3ビールがセットで1,000円とかなりお得。これは前回飲んだので、今回は「Key Lime Gose」を。パイント(473ml)が1,180円、レギュラー(355ml)が740円だった。苦味はほとんどなく、ライムの爽やかな口当たりが特徴的なビール。苦いビールが嫌いという人もこれは飲めそう。アルコールも4.8%と軽い目なのも安心なポイントだ。
ここBはビールだけじゃない。食べ物も面白いのがたくさん揃っている。メインはタコスだ。ソフトシェルのタコスに様々な具材が乗って、1つ400円前後。その他、サイドメニューでは定番のワカモレ&チップス(600円)やフライドポテトとチリマヨネーズ(900円)、豚皮のフライ(500円)などなど。豚皮のフライはちょっとカリッとした感触が心地よいけど、硬い部分もあるので注意が必要。ポテトは永遠に食べ続けられそうな感じだった。ワカモレ&チップスのトルティーヤは自家製。ドンタコスみたいのをイメージしていると違うものが出てきてびっくりするかもしれない。この日は他にウィンターラガーも。ダークラガーで色は黒い。芳醇な飲みくちながら、後味は爽やか。色とは裏腹に飲みやすいのが特徴だ。
仕事帰りにふらっと寄るもよし、2次会で来るのも、1次会の前にさくっと集まる場所に使うもよし、いろんなシチュエーションで使えそうなお店。ブルックリンブリュワリーのビールが好きな方はぜひ。
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