
10/27(水)激渋【連結ノレンと特性ラーメン@千葉県我孫子市】
暖簾の掛け方には風情が出る、このテントと暖簾が、強烈に印象に残っていて、ずっと行きたかったお店、
手賀沼のほとりで、爺ちゃんと婆ちゃんでやっているお店、日本昔話か?
益々気になる。調べると、ごく普通のラーメン屋だが、野菜炒め、ハムエッグなど、かなり美味しそうだ、
そのなかに「特性ラーメン」
醤油ラーメンと肉野菜炒めの合体したビジュアルに、これ絶対旨いヤツだと直感、
ダブル暖簾を潜ると、令和、平成を飛び越えた、昭和初期の世界、
11:10 客は皆無、渋すぎる店内に、コンクリのたたき、石油ストーブ、手書きのメニュー、
迷わず、特性ラーメンを注文するが、不安と期待に、心拍数が上がる。
しかし我がラーメン人生のなかで、直感は当たる、旨いヤツが来るはずだ。
シャカシャカと肉と野菜を炒める音が、静かな店内に響き渡る、
婆ちゃんも 割烹着で出て来た、
手賀沼からは、ドンブラコと、桃は流れてこないようだ、
暫く掃除してないような水槽に、なにやら動いている、シュールだ、
程なくして、登場した『特性ラーメン』これは想像どおりだ、
確り味付けした肉野菜炒めを、醤油ラーメンに乗せたタイプ、
まずは、スープを一口、うっ、うん、
鶏ガラベースの醤油スープに、炒めた肉野菜の旨みが滲み出している、
滋味深く、優しい味わいがする、
なんだろう、涙が溢れそうな優しい味わいだ、最高に旨いヤツだよ、
中細麺も、優しくスープに絡みつく、この渋い空間も含め、たまらなくいい、身も心も癒される。
我がラーメン人生のなかで、癒し系ラーメンのトップ3に入るだろう。
住宅街に、佇む日本昔話のようなラーメン店、出会えて良かったお店、
聞けば、48年暖簾を出していると、お婆ちゃんが話してくれました。
壁には零戦など戦闘機の絵がビッシリ、店主に聞くと、戦闘機のカレンダーを、貼ってあるとのこと、
カウンターには、水栽培のヒヤシンス?、もうたまらなくいい、
会計してもらうと、830円、うちは外税なんで悪いね。880じゃないのと聞くと、雨の日サービスとのこと、
特性ラーメン800+消費税80、こういう店では最初はチョイと高めに感じたが、この量とクオリティには、大満足です。
次回は、お菓子でも差し入れ持っていこう。
田舎の親戚で、素朴で暖かい鍋物でもご馳走になったような、
ホッコリ幸せな時間でした。
個人的には、星5付けたいお店。
爺ちゃん、婆ちゃん、
ご馳走さまでした、また来るからね、
ずっと元気でね、
#連結ノレンと特性ラーメン
#この30年で最高の昭和感‼️